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丸の魚を調理すると、内臓などの生ごみの匂いが気になります。ここでは、魚を調理する際に匂いが出にくくする工夫を紹介します。
「魚は匂うもの」という考えの方は多いかもしれませんが、鮮度の良い魚はあまり匂いません。少なくとも「嫌な」臭いというものは、鮮度が悪くなってくると出てきます。
できるだけ鮮度の良い魚を入手すれば、美味しいだけでなく、生ごみの匂いを減らすことができます。
どんなに気をつけていても、夏場など気温が高い時期は、魚の残渣(内臓やアラなど)が匂ってくることがあります。可燃ごみ収集日の前日に魚を調理するようにすれば、翌日処分することができ、匂いの発生を抑えることができます。
自治体にもよりますが、概ね週に2回ほど可燃ごみの収集日があると思いますので、「可燃ごみの前の日は魚の日」という習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
発生した生ごみを家庭用の処理機にかけることで、匂いを防ぐことができます。魚を調理する頻度が多い方などは、処理機を使うことを検討してはいかがでしょうか。
なお、生ごみのほとんどは水分で、この水分が原因で焼却炉の温度が下がり、燃焼効率が落ちてしまうことから、自治体によっては生ごみ処理機の購入に補助がでるところがあります。詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
匂いは雑菌が繁殖し、食品が腐敗することで発生します。雑菌は低温では繁殖できないため、大きめの密閉容器に生ごみを入れて冷凍庫に保存すると、匂いを防ぐことができます。
冷凍していた生ごみは自治体が定める方法で可燃ごみとして処分します。
調理した魚の粘液が三角コーナーや排水溝のネットに残っており、匂いが発生する場合があります。この場合、熱湯をかけるだけで匂いが軽減される場合があります。
また、使用したまな板などには、魚由来の雑菌がついていることがありますので、三角コーナーや排水溝回りと合わせて熱湯をかければ、衛生的なキッチンを維持できます。
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