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更新日:2019年11月1日

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漁師になってみませんか

あなたを一人前の漁師にします

京都の海で漁師になる

京都府は、平成25年度に策定したアクションプラン「海の民人育成プラン」に基づき、漁業団体及び地元自治体と協働して「海の民学舎(うみのたみがくしゃ)」(専用ホームページ(外部リンク))を開講します。(平成27年4月開講)

京都府の水産業の振興と北部地域の活性化に向けて、新たな個人漁業者や漁業経営体の育成、若手漁業者の経営力向上、加工・海業等の漁村ビジネスおこしのリーダーを育成します。

1、講座内容

(1)新規就業者講座

新しく漁業就業を希望する方を対象とした講座で、実践的な研修により新たな漁業の担い手を育成します。

トリガイ・イワガキの養殖やズワイガニ漁業など、京都府北部における漁業の特色を生かした研修プログラムも取り入れており、漁業就業に必要な知識・技術を幅広く修得していただけます。また、修了後においても、継続的な技術指導や漁村への移住・定住をサポートします。

(2)海のビジネス講座

若手・中堅の漁業者を対象とした講座で、次世代の漁業を支える経営者や漁村ビジネス起こしのリーダーを育成します。

2、募集要項、募集期間

詳しくは、「海の民学舎」ホームページ(外部リンク)を御覧ください。

3、「海の民学舎」についてのお問い合わせ先

海の民学舎運営協議会(京都府農林水産技術センター海洋センター内)

郵便番号:626-0052
住所:京都府宮津市字小田宿野1029-3
電話番号:0772-25-0129
URL:http://uminotamigakusya.jp/(外部リンク)

京都府の漁業について

京都府の海岸線は約315kmあり、丹後半島最北部の経ヶ岬を境にして、東側と西側の特徴ある海域に分けることができます。東側は若狭湾に含まれる比較的穏やかな海域であり、西側は日本海の荒波に直面し、岩礁、砂丘域が連なるダイナミックな景観を形成しています。また、舞鶴湾、宮津湾、久美浜湾、阿蘇海など年間を通して穏やかな内湾も各地で見られます。

京都府の基幹漁業は、定置網漁業底曳網漁業で、この二つの漁業で京都府の漁獲量の約9割、漁獲金額の約8割を占めています(平成22年の値)。その他にも、変化に富んだ環境に応じて釣・延べ縄採介藻など様々な漁業が営まれています。

定置網漁業の様子底曳網漁業の様子

採介藻漁業の様子延縄漁業の様子

京都府の漁業の担い手について

全国的に漁業や農業などの一次産業における担い手不足が叫ばれていますが、これは京都府の漁業においても深刻な問題です。2008年漁業センサス(PDF:165KB)によると、1998年に1609人いた漁業者は、10年間で1375人に減少しています。

一方、最近では毎年30人前後の方が京都府で漁業に新規就業されています。新規就業者を年齢別に見ると20~40歳代が中心であり、京都府の漁業における高齢者(60歳以上)の割合は、低下しています。

内訳としては、多くが家業の引継ぎによる新規就業者が多いのですが、中には、漁業以外の仕事からの転職や、水産系学校を卒業してから漁業者になる方もいます。また、Uターン(府内出身者で府外から戻ってきた方)や、Iターン(府外出身者で府内に就業した方)など、その出身は様々です。

漁業者になってみませんか

京都府で新たに漁業に就く場合、経営規模の大きな定置網や底曳網漁業で、漁船の乗組員として働く方法があります。特に、定置網漁業は企業化が進んでいるためサラリーマンとして漁業に携わることもできます。定置網や底曳網の乗組員として働き、将来的には漁協組合員となって個人漁業を営むことも可能です。あなたも大自然の中でたくましく生きる漁師になってみませんか。

定置網や底曳網漁業の乗組員の募集は、欠員の状況等により不定期に行われます。最新の情報については、京都府漁業協同組合にお尋ね下さい。また、興味はあるけどどのような漁業ができるのか分からないといった相談についても同様に受け付けていますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

また、定期的に新規就業者を対象とした相談会も開催されていますので、最新情報については、各団体にお尋ねください。

問い合わせ先

乗組員の募集、欠員の状況等
問い合わせ先

京都府漁業協同組合(外部リンク)
〒624-0914舞鶴市字下安久無番地
電話0773-77-2200
FAX0773-76-5667

新規就業者相談会
問い合わせ先

(一社)全国漁業就業者確保育成センター(外部リンク)

(公社)京都府農業総合支援センター(外部リンク)

 

新規就業の事例紹介

実際に京都府で漁業に新規就業された事例について、京都府で開催された「青壮年・女性漁業者交流大会」および「漁業研究グループ等発表大会」で発表された内容を紹介します。

 

  • 菱田さんの事例

伊根町蒲入地区に夫婦で移住され、漁業に新規就業された菱田さんの事例です(平成11年度京都府青壮年・女性漁業者交流大会で発表)。

 

  • 諏訪さんの事例

京都府立海洋高等学校を卒業後、伊根町に移住され、地区の定置網会社に入社された諏訪さんの事例です(平成24年度漁業研究グループ等発表交流会で発表)。

来たれ、後輩達!感激ある漁業現場の紹介(PDF:538KB)

若手漁師の声

定置網、底びき網に就業している若手漁師(経験年数1~10年ほど)に聞きました!

定置網定置






いかがでしたか?
かっこいいイメージのある漁師ですが、もちろんいいことばかりではありません。
それでも、いや、だからこそ、実状を率直に表現してくれた生の声は、新たに漁業に就きたいと考える皆様の後押しになると信じています。
ちなみに、休みが不定期で先々の計画が…という声について先輩漁業者の方に聞いたところ、「前もって言ってくれれば調整してあげられる」という話も。
船酔いに関しては、慣れて平気になるか、慣れずにしんどいか、は個々人の体質によるところが大きいかもしれません。でも、誰しもが経験することなので、周囲の皆さんは船酔いのしんどさへの理解をお持ちです。
ぜひ、京都府の漁業に飛び込んできてください!

 

お問い合わせ

農林水産部水産事務所

宮津市字小田宿野1029-3

ファックス:0772-25-1532

suisanjimusho@pref.kyoto.lg.jp

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