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アカモクは冬に旬を迎えるホンダワラ科の海藻です。丹後で食習慣のあるホンダワラ(ジンバ)とは別の種類です(くわしい見分け方のページ)。長いものは8m程まで成長し、海面を覆い尽くします。丹後では最近食べられるようになった海藻ですが、シャキシャキとした食感とネバリが美味で、大変注目されています。
アカモクに含まれる食物繊維はアルギン酸やフコイダンが主体で、いわゆるネバネバ成分です。これらの成分には免疫力を高めたり、ガンの抑制効果があるとして研究が進められています。また、ワカメに比べ、カリウムやカルシウムが多く含まれています。
ミネラル(mg/100g) |
アカモク |
ワカメ |
沖縄もずく |
---|---|---|---|
ナトリウム |
17 |
540 |
240 |
カリウム |
161 |
12 |
7 |
カルシウム |
84 |
42 |
22 |
マグネシウム |
90 |
19 |
21 |
鉄 |
0.9 |
0.5 |
0.2 |
亜鉛 |
0.8 |
0.2 |
+ |
銅 |
0.03 |
0.01 |
0.01 |
アカモク:湯通しして冷凍したもの(京都府中小企業技術センター分析)
ワカメ:湯通し塩蔵品を塩抜きしたもの(食品成分表の値)
沖縄もずく:塩蔵品を塩抜きしたもの(食品成分表の値)
アカモクは磯臭さが少なくさっぱりとしているので、どんな料理にも合います。簡単なものでは、酢の物やサラダ、味噌汁の具などとして楽しむことができます。
その他の調理例については、パンフレット「アカモクとホンダワラ」をご覧下さい。
生のアカモクの下処理方法もご覧下さい。
より気軽にアカモクを楽しんでもらうため、加工業者によって湯がきアカモクが生産されています。丁寧に手作業で加工された湯がきアカモクは、口当たりが優しいのが特徴です。袋からあけてそのまま料理に御利用下さい。
季節限定の商品ですので、現在、販売されていませんが、1月頃から宮津まごごろ市(外部リンク)や丹後王国「食のみやこ」(外部リンク)のショップで、湯がきアカモクが販売される予定です。
ぱうわう
宮津市字里波見35
電話0772-28-0126
FAX0772-28-0659
かねと食品
舞鶴市字下安久小坂552-6
電話090-3353-3803
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