スマートフォン版を表示する

更新日:2013年1月7日

ここから本文です。

魚のきれいな食べ方(イサキ)

魚が苦手な人に話を聞くと、「きれいに食べられない」「骨が気になる」という意見をよく耳にします。これは、箸がうまく使えないといった理由もあるようですが、普段から魚に触れる機会が少ないため、どこに骨があり、どうすればきれいに食べられるのかわからないことも影響しているようです。

そこで、ここでは今更聞けない魚のきれいな食べ方を「イサキの塩焼き」を使って紹介します。

魚のきれいな食べ方

  • 塩焼きは、冷めると堅くなって身が取り外しにくくなるため、できるだけ暖かいうちに食べるようにしましょう。

イサキの塩焼き

 

  • 魚には側線(写真の赤い点線)という器官があり、よく見ると体の表面に線が入っているのがわかります。この側線の真下あたりに、背中側と腹側の身の境界があるので、頭側から尾ビレまで測線に沿って箸を入れます。

測線の位置測線に沿って頭側から尾ビレに向かって箸を入れる測線に沿って箸を入れた状態

 

  • 頭のすぐ後ろの背中側の身に箸を入れて皮を切り、背中側の身を頭側から尾ビレ側に食べ進めます。

頭のすぐ後ろに箸を入れる背中の身をとって食べる尾ビレの方に向かって食べ進める

 

  • 腹側の身をも同様に頭側から尾ビレ側に向かって食べていきます。なお、内臓があった場所(写真の赤丸)には腹骨と胸ビレがあるので、気になる人は箸で骨を取り除いてから食べます。ポイントは、口に運ぶ前に骨をとっておくことです。取り除いた骨は皿の端にまとめておきましょう。また、口に入った骨は手で出さずに、箸で取り出しましょう。

腹側の身をつまむ腹骨(赤丸)を箸で取り除く取り除いた骨は皿の箸にまとめる

 

  • 表側の身を食べ終わったら中骨の下に箸を入れ、尾ビレ側にスライドさせて骨を取り外し、皿の奥側に置きます。なお、反対側の身を食べるために魚をひっくり返すのはマナー違反です。

中骨の下に箸を入れる箸を尾ビレ側にスライドさせる頭と中骨を皿の奥に置く

 

  • 背ビレの根本に箸を入れ、背ビレとその付け根の骨をまとめて取り除き、皿の奥に置いておきますます。食べ慣れてれば、背ビレの付け根についた身もきれいに箸でとって食べることもできます。

背ビレの付け根に箸を入れる背ビレと付け根の骨をとる取り除いた骨を皿の奥に置く

 

  • 尻ビレの根本に箸を入れ、尻ビレとその根本の骨を取り除きます。

尻ビレの付け根に箸を入れる尻ビレと付け根の骨を取り除く

 

  • 腹ビレの根本に箸を入れ、腹ビレとその根本の骨を取り除きます。

腹ビレの付け根に箸を入れる腹ビレの骨を取り除く腹ビレの付け根の骨を取り除く

 

  • 腹骨が気になる人は箸で骨を取り除き、奥にまとめて置いておきます。

腹骨を取り除く骨をすべて取り除いた状態

 

  • 骨が取れれば、表側の身と同じように背中側と腹側に分け、それぞれを食べ進めます。最後に反対側の胸ビレが残っているので一気に口に入れないようにしましょう。

背中側と腹側の身に分ける背中側の身を食べる腹側の身を食べる

 

  • 食べ終わったら残った骨を皿の中央に集めておきます。

残った骨を中央に集める

 

  • 塩焼きだけでなく、煮付けも基本的に同じ手順できれいに食べることができます。また、今回は小さな魚のため割愛しましたが、大きな魚であれば頬肉や唇といった部位もおいしく食べることができます。

お問い合わせ

農林水産部水産事務所

宮津市字小田宿野1029-3

ファックス:0772-25-1532

suisanjimusho@pref.kyoto.lg.jp

メニュー

水産事務所トップページへ
水産事務所の紹介・アクセス

水産事務所からの情報

お知らせ
水産事務所のニュースNEW

京都の水産(令和6年3月改訂)

漁師になってみませんか

海の民学舎(外部リンク)

クックパッド京都府キッチン(外部リンク)

海のにぎわい企画課

安心安全の取組
環境に配慮した取組
丹後の海の危険な生き物
コイヘルペスウイルス病について
海の民学舎(外部リンク)

漁政課

京都の漁港
漁村・漁港の紹介
環境に配慮した漁村づくり
漁港利用のルール
漁業権についてNEW
京都府漁業調整規則等に基づく許可の手続についてNEW
魚釣りや磯遊び、川遊びのルール
遊漁船業者登録についてNEW
ライフジャケットの着用について
漁場利用協定について

船舶課

海洋調査船「平安丸」
漁業巡視艇「らくよう」

研究課

海洋センター研究部

 


 

京都府水産事務所

〒626-0052
京都府宮津市字小田宿野

海のにぎわい企画課
(総務係)
0772-22-3288
0772-25-0129
(企画・海の民学舎係)
0772-25-3030

漁政課
(漁港漁場係)
0772-22-4436
(漁業漁船係)
0772-22-4438

船舶課
(指導取締係)

(漁業無線・調査係)
0772-25-3074(宮津漁業無線局)
0772-25-3084(平安丸)

研究課
0772-25-0129(海洋センター)

 

電話番号:0772-22-3288
ファックス:0772-22-3289
Eメール:suisanjimusho@pref.kyoto.lg.jp