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京都府沿岸での密漁行為を防止するために、警察や海上保安部など関係機関の協力のもと、京都府北部の海岸で啓発運動を行いました。
海岸に生息する貝類や海藻類を、漁業協同組合の組合員以外の方が採取すると密漁となり、罰則を受けることがあります。ルールを守って楽しく過ごしましょう。
磯遊びの詳しい説明は、水産事務所のホームページ「磯遊びのルール」を参照ください。
京都縦貫道の開通により人の往来が飛躍的に増えたことに伴い、京都府沿岸において密漁事件が増加しています。これから夏休みに入り本格的な海のレジャーシーズンを迎えるにあたり、海水浴客等による密漁を防止すべく関係各機関による会議を開催しました。
関係機関が協力して密漁を防止するために、お互いの現状、対策、今後の活動について意見交換を行い、密漁防止啓発ポスター(PDF:827KB)の掲示やチラシの配布など協力体制の構築と確認を行いました。
平成30年3月1日から3月2日にかけて、東京のホテルグランドアーク半蔵門で開催された「第23回全国青年・女性漁業者交流大会」の第1分科会資源管理・資源増殖において、京都府代表の宮津なまこ組合(栗田紘一会長)が「宮津湾におけるナマコ漁業と資源管理の取り組み」と題して発表し、最優秀賞である農林水産大臣賞を受賞されました。
本大会は全国の青年・女性漁業者が日頃の研究・実践活動の成果を発表するとともに、参加者間の交流により知識や情報を共有することを目的に毎年開催されているもので、参加者はその内容によって5つの部門に分かれて発表し、表彰されます。
宮津なまこ組合は、減少傾向にあった宮津湾のナマコ資源の回復と永続的かつ効率的な利用に向けて行っている漁獲サイズの引き上げや操業期間の短縮といった資源管理の取組等について発表しました。漁獲量の回復や単価の向上といった取組の成果が着実に現れていること、経営面に配慮して段階的かつ計画的に規制を強化したこと、及び漁業者と産学官民が幅広く連携して取り組んだこと等が評価され、今回の受賞となりました。
当事務所としては、今後とも漁協や海洋センターと連携しつつ、本取組の継続や府内他地域への取組の拡大等、漁業者の支援や指導を行っていきます。
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