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平成24年6月26日(火曜日)に宮津市沿岸で猛毒を持つヒョウモンダコが発見されました。
ヒョウモンダコは大きさが10cm程度の小さなタコで、刺激を受けると体色が明黄色に変化し、青色の輪や線の模様が出ます(下の写真参照)。フグ毒と同じテトロドトキシンを成分とする毒をもっており、咬まれると数分後から唇、顔、首のしびれを感じ、めまい、言語障害や嚥下困難が生じ、重度の場合には呼吸困難が進行して死亡に至る場合もあります。
平成22年10月に宮津湾、平成21年11月にも栗田湾から発見されています。海での遊びや漁で青色の模様のあるタコを発見した場合は、絶対に素手で触らないでください。
なお、咬まれてしまった場合は、流水を流しながら毒を絞り出し、安静にして速やかに医療機関(救急病院)で治療を受けてください。
(左:色が変わる前のヒョウモンダコ、右:色が変わったヒョウモンダコ)
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