ふるさとトピックス!福知山、舞鶴、綾部
更新日:2023年5月31日
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※この記事の内容は2022年7月29日時点のものです。
綾部市の株式会社関西丸和ロジスティクスの物流センター「AZ-COM Logistics綾部」で、勤務2年目の西出郁香(にしでふみか)さんにインタビューを行いました。
取材をしたのは
福知山公立大学地域経営学部3回生、横江一真(よこえ・かずま)。京都府向日市出身。ゼミ活動では、福知山市の新町商店街を拠点として活動。月一回開催の「福知山ワンダーマーケット」でのイベントに参画し、来場者にアンケート調査をしている。福知山の好きなところは、地域の人々とのコミュニティが深いところ。
今回、京都府中丹広域振興局のインターンシップに参加し、中丹地域(福知山・舞鶴・綾部)で働く先輩に取材をしました!中丹出身の高校生や大学生のみなさんに「地元で就職しようかな」と考えていただく1つのきっかけになればと思っています。
(プロフィール) 西出郁香(にしでふみか)さん:24歳、採用2年目。奈良県出身。株式会社関西丸和ロジスティクスは、綾部市生まれの企業であり、「桃太郎便」のブランド名で事業展開している物流会社です。創業の地・綾部ではトラック便のほか綾部市バス「あやバス」の運行も担っています。物流センターの「AZ-COM Logistics綾部」は190人ほどが働く、とても大きな施設でした。 |
-よろしくお願いします!どのようなお仕事をされていますか。
西出:仕事は冷凍商品の管理を担当しています。従業員が商品を小分けにして、個別の保冷ボックスに注文の品を詰めていくのですが、検品すると数が合わないことがあります。欠品はお客様にご迷惑をおかけすることになります。信頼を損なわないよう、どの箱に欠品が出ているのか一生懸命に探していきます。
-このお仕事のやりがいは、どのようなときに感じますか?
西出:この仕事は、お客様一人一人の生活の基盤となる仕事です。お客様から「助かっています」などのお声をいただいた時には、この仕事にやりがいを感じます。
-なぜ、株式会社関西丸和ロジスティクスで働こうと思ったのですか?
西出:現場管理のお仕事をしてみたいと考えていたからです。奈良県出身で、綾部には初めてきました。見ず知らずの土地で不安もありましたが、従業員の皆さんが歓迎してくださって「綾部のセンターに来て良かったな」と思えました。
-初めて綾部市に来た時の印象を教えて下さい。
西出:蚊とか、虫が大きいと感じました(笑)。また、綾部は自然豊かなまちであり、畑や田んぼをやっている方が多いなと思いました。家庭菜園で育てたキュウリやブルーベリーをいただくこともあります。「こんな立派な作物が育つんだ!」とびっくりしました。それまでブルーベリーはさほど好きでもなかったけれど、そこのお宅で育てたものは甘くて、おいしくいただいています。
-この地域の魅力は何ですか?
西出:綾部は都会ではないですが、生活するには不便ではありません。アクセスがよく、お店が集まっていてお買い物は1か所で済みます。城下町を見晴らせる福知山城の天守閣、動物たちと触れ合うことのできる福知山市動物園など、近隣地域にも魅力的なところがあります。舞鶴市の道の駅は海が近くて、海がない地域で育った私にとって、新鮮に感じました。一つ一つが、すごく素敵なことだと思いました。
-休日はどのように過ごされていますか?
西出:私は、パンが好きで、休日はパン店巡りをしています。綾部市内を制覇して、次は福知山市、舞鶴市と幅を広げています。めんたいフランスパンがおいしいお店、塩バターパンがおいしいお店も見つけましたよ。
仕事の面だけでなく、従業員の方が皆さん温かく、綾部に来て1か月もたたないうちに、おうちに招いてもらいました。社員同士の交流も多く、バーベキューなどもしています。
-1日のスケジュールを教えてください。
西出:私は、8時30分に出勤し、午前中は冷蔵商品の手伝いをしながら冷凍商品の管理をしています。冷凍は-25℃、冷蔵は5℃という環境で作業をしています。真夏でも保温性インナーを着て作業しているんですよ(笑)。退勤時間は、17時30分ですが、ミスがないかの確認作業が長引き、19時ごろになるときもあります。
-一日にどれだけの量を配送されていますか?
西出:冷凍だけでいうと、一日に7,500~8,000箱ほどで、ドライ(常温)が一日に13,000箱ほどです。その中で一つでも欠品があり、お客様に届かないと信用を失ってしまうため、リーダーが現場を取りまとめています。
-社員として感じる会社の制度の良さを教えてください。
西出:有休が取りやすいし福利厚生がいいですが、大きな魅力は、上司・先輩たちがその道のプロフェッショナルとして、専門性を高められる話をしてくれることですね。それと、小さなことでもいいので意見・提案を書く目安箱のような制度があり、いろいろなことを改善していくという姿勢がすごく感じられます。
-中丹地域に帰ってくる方へのメッセージをお願いします。
西出:一度地元を離れることによって地元の良さが分かるし、愛着も芽生えると思います。中丹出身者のみなさんも、地元に帰って、地元愛を力にして働くのもいいと思います。
私は、中丹地域でまだ行けていない所がいっぱいあります。魅力いっぱいの地域なんです。住んでみないと分からない、古くからやっている小さくてステキなお店もいっぱいあります。地元独特の良さを感じてもらいたいです!
-就職について考えている高校生や大学生にメッセージをお願いします。
西出:働くことの明確なビジョンが無くても、イメージが固まってなくても全然いい!「やりたくないこと」を除いて仕事を選んでいってもいいと思います。やってみて「あ、これおもしろいやん」という仕事だってありますよ。
-取材を終えて-(学生コメント)
横江:勤務2年目で、若いうちから現場責任者としてやりがいを持って働かれていました。また、初めての土地でも、従業員の方に温かく迎え入れてもらえる環境で働けるのはとてもすてきだと思いました。就職して初めて中丹地域に来られたからこそわかる中丹地域の魅力もたくさん伝わってきました。
綾部市桜が丘3丁目5番地の2
電話0773-40-1000
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