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京都府織物・機械金属振興センター企画連携課連携支援グループ

企画連携課連携支援グループは、化学の専門的情報や分析機器等を使って、産業界、学界及び公的機関とともに、地域振興を行うため、主に化学や食品の分野に関する地域企業等を対象とした技術的な業務を、次のとおり行っています。

お知らせ

機器貸付、依頼試験

機械器具の貸付や依頼された試験又は測定を、次のとおり行っています。

 

 

 

【貸付機器を利用した企業の開発事例の紹介】

化粧品:シルクビーズを使ったフェイスパウダーの開発

技術相談・支援

地域企業からの技術的な相談に対応しています。

相談事例

原材料中の異物混入事例、製品の劣化事例等

  • 原材料中の異物混入事例への対応の紹介

「混入した異物は何なのか」との相談を受けたことから、相談者から事情聴取し、本件については、顕微赤外分光分析システムで異物の赤外線吸収波形を調査することにした結果、ポリエチレンの赤外線吸収波形と比較して、異物はポリエチレンであることが分かった。

織物・機械金属等巡回支援事業

丹後地域及び舞鶴市の織物業・機械金属業等の生産現場における実態に即応して、各企業が当面する技術的問題の改善と技術水準の向上を図るとともに、業界全体の技術振興に寄与するために、外部招へい指導員(京都府中小企業特別技術指導員及び学界・業界の専門家。)及び当センター職員をもって支援チームを編成し、各企業の生産現場を巡回しています。

  • 過去の実施件数
令和5年度 10件
令和4年度 16件
令和3年度 13件
令和2年度 16件
令和元年度 18件

研究開発、研修・セミナー

技術的な分野で地域を振興するために、研究及び研修・セミナーを通じて技術的な情報を地域へ提供しています。また、企業訪問を通じて社会情勢や地域状況を把握しています。

当センター研究

研究結果を公表中です。

当グループでは、シルクフィルムの強度向上、ファインバブルの利用、丹後の食品中のGABA分析などについて、これまで研究しました。

  • シルク:蚕の吐く糸であり、2本の繊維状タンパク質のフィブロインと、その周囲を取り囲むセリシンとから構成され、様々な方法で利用されている。
  • シルクフィルム:フィブロイン、セリシン又はそれら両方のタンパク質を薄いフィルム状にしたもので、有効利用を期待されている。
  • ファインバブル:直径100μm未満の微細気泡であり、洗浄等で利用されている。
  • GABA(γ-アミノ酪酸):アミノ酸の一種であり、食品等で利用されている。

産業技術連携推進会議(ナノテクノロジー・材料部会高分子分科会)(外部リンク)の共同研究に参加

 

ポリプロピレンにセルロースナノファイバーを混ぜて固めた複合材料の屋外劣化進行状況についての共同研究に参加中です。(令和4年12月~現在研究中)

(事務局:国立研究開発法人産業技術総合研究所(外部リンク)

研修・セミナー等

化学や食品の分野に関する技術的なテーマで、品質管理や商品開発などの現場業務に役立つ情報を提供します。

  • 過去の実施件数
令和5年度 3件
令和4年度 2件
令和3年度 2件
令和2年度 2件
令和元年度 1件

研修・セミナー等の様子

企業訪問

地域企業の実態を把握して支援につなげるために、現場を訪れて状況の確認やヒアリングを行っています。

地域の小学生を対象とした体験教室

当グループは、当センターで実施された体験教室において、以下のとおり教室を開催しました。

令和6年度 うきうき果物で電池づくり体験
令和5年度 絹糸がとける?実験コース~化粧品をつくろう~

産学公連携

産業界、学界及び公的機関と交流を行い、産学公連携を推進しています。

地域産業振興

(事務局:京都府織物・機械金属振興センター)

YouTubeでの丹後ええもん工房紹介動画(外部リンク)

大学連携の推進

  • インターンシップ協力kengaku

京都工芸繊維大学

  • 授業など協力

京都工芸繊維大学

知的財産

研究等について地域企業等と協力を行っています。

  • 過去の発明
番号 発明の名称 備考

特許第5620286号

消臭剤、当該消臭剤の製造方法及び、当該消臭剤を含有する消臭性製品

特許消滅

特許第2958497号 絹繊維を含む繊維製品の改質加工法 特許消滅
特許第1926491号 絹繊維製品の樹脂加工方法 特許消滅

発明の詳細は、特許情報プラットフォーム(外部リンク)で公開されています。

【特許に係る共同研究の紹介】

絹織物を摩擦に強くする加工技術の共同研究

参考

お問い合わせ

商工労働観光部産業労働総務課 織物・機械金属振興センター

京丹後市峰山町荒山225

ファックス:0772-62-5240

oriki-kikakurenkei@pref.kyoto.lg.jp