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シルクは、生体適合性が高い素材のため、織物以外の用途として化粧品原料に用いられています。
おしろいの原料となるシルクパウダーは、シルク繊維由来のため、一般的には繊維状やりん片状であり、肌に塗布した際の感触やのびに課題がありました。
そこで従来のシルクパウダーより滑らかな使用感のシルクパウダー開発のため、球状粒子のシルクビーズの開発を試みました。
当センターは、分析走査電子顕微鏡や粒度分布測定装置を用いて、粒子形状や粒子サイズの適正化を支援しました。
分析走査電子顕微鏡及び粒度分布測定装置にて、粒子形状やサイズを確認しながら製造条件を検討し、化粧品に適した球状粒子の製造方法を確立しました。
環境問題であるマイクロプラスチックビーズの代替として、このシルクビーズを配合したフェイスパウダーは、非常に滑らかな使用感となりました。
お問い合わせ
商工労働観光部産業労働総務課 織物・機械金属振興センター
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