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今回はマシニングセンタを使ってネームプレートを作成しました。
これまでプロダクトマネージメント科の訓練では、NC工作機械を動かすためのプログラムを手書きで作成していました。手書きだと座標値を取るのがかなり大変でした。
12月に入り、CAMと呼ばれる自動でプログラムを生成してくれるソフトを初めて使用しました。「こんな便利なものがあったのか」「すごい!はやい!」と訓練生一同感動していました。
パソコンで作ったデータが目の前で製品になっていくことで、身の回りにある製品の製作過程を学ぶことができました。
ものづくりに対して理解が深まってきたこの頃。
最新の加工技術について知るために、ものづくりワールドに行ってきました。
授業で聞いたことのある単語が聞こえてきたり、展示を説明してもらったりと驚きの連続でした。
展示会場を一日中歩き回って、自動化・効率化が進んでいることを感じましたね。
座学だけでは感じられない学びがあったのではないでしょうか。
夏休みが終わり、試験の追い込みもひと段落した9月。
プロダクトマネージメント科では、初めての機械実習が行われました。
今回は真鍮を汎用フライス盤で加工しました! |
これまで、座学の授業で加工・金属について学んでいましたが、実際に加工するのは初めてで、「すごい!金属が削れていく!」「思い通りのものって作れるんだ」という声が聞こえてきました。
機械の仕組みも教えてもらいながら、ケガ等の無いよう安全にも十分注意をして行いました。
「百聞は一見に如かず」ってこういうことですね。
サンドブラスト実習を今年も行いました。
<Step1>「こんなコップを作りたい!」という思いから、CADを使ってデザインを考えます。 | |
<Step2>作ったデータをレーザーカット加工機で切り抜きます。 | |
<Step3>切り取ったシールをコップ(グラス)に貼りつけ、サンドブラストを行うと模様が完成します。 | |
はじめは「どんな感じに仕上がるのか分からない…」と戸惑っていた訓練生たちですが、一度体験すると「CADで描いたものが形になるんだ!」「あんなことやこんなこともしてみたい!」と創作意欲が湧いていました。
入校から1か月が過ぎ、授業では製図・品質管理・測定・簿記など、毎日様々な分野について学んでいます。
先日行われた授業では機械加工システム科2年生から、ものづくり現場で使われている加工機について説明を受けました。
ものを加工するためにはどのように機械が動くのか観察したり、加工面のざらつきに触れてみたりと、訓練生の皆さんは興味津々でした。
機械加工システム科2年生の皆さん、ありがとうございました!
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