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3月18日に1年生は終業式を終えました。基礎を学び資格を取得した1年を終え4月からは応用課題と就職活動が始まります。
2年生は修了式を終え4月からはエンジニアとして働き出します。メカトロニクス科での2年間でつけた実力がわかる作品動画をぜひご覧ください。
修了課題製作【スマートボール】 |
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修了課題製作【脱出迷路】 |
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修了課題製作【バトミントンシャトル】 ロボットを操作しながら、ランダムで発射される シャトルをキャッチして高スコアを目指すゲームです <youtube動画>https://youtube.com/shorts/fOevtM_vnqk(外部リンク) |
2年生は技能照査(修了試験)も終わり、校長や1年生に向けて修了製作の発表会を行いました。まずは、自分たちが製作した機器を実際に動かし魅力を伝えます。
その後、機器の構造や制御方法などの発表を行い、最後に1年生からのいろいろな質問にも答えました。
自分たちで設計から加工、組立て、プログラムと全てをこなした実力は就職後もきっと役に立つことだと思います。
<修了製作発表会の様子> |
昨年の11月から始まったシーケンス制御実習もいよいよ最終課題に入り、教育用のミニエレベータをプログラムによって制御します。
一般のエレベータと同じように動くようになれば完成ですが、エレベータの中や各階のスイッチ、スイッチを押すと光るランプ、モータによるかごの上昇、下降、停止などプログラムに影響する条件が多く、プログラムの修正、動作チェックを繰り返しながらつくっています。
<シーケンス制御実習でミニエレベータを動かしている様子> |
2年生の修了製作は、1月末に無事すべての班が完成しました。
11月にお知らせした迷路を脱出するラジコンカー以外にスマートボールとバトミントンシャトルキャッチを製作しており、途中経過の動画ですがInstagramで見ることができます。
今年はどの班も完成度が高い作品となっていて、今後は1年生向けの発表会を行った後レポートを作成します。
スマートボール
バトミントンシャトルキャッチ
1月26日に1年生が受験していた第二種電気工事士試験の合格発表があり、見事、国家試験に全員合格!!となりました。
例年、全国平均では筆記試験に合格する方が約70%、その筆記試験に合格した方が受ける技能試験に合格する方が約60%ですので最終合格率40%前後の試験に100%全員合格!!です。時には残って勉強するなど努力が実って良かったです。
電気工事士技能試験
10月の近畿地区予選で上位入賞したメカトロニクス科1年、2年の5チームが12月9日(土)、10日(日)に東京・両国国技館で開催された全日本ロボット相撲決勝大会に参加しました。
海外公認大会の上位23カ国44チームと国内各大会の上位114チームの合計158チームが自立型、ラジコン型での世界一位を競い、メカトロニクス科の中では「天の橋立」チームが自立型でベスト16に入りました。
国内外で約8万人の参加者がいる中でのベスト16はすばらしい成績だと思いますが、来年はさらに上を目指します。
全日本ロボット相撲大会
全日本ロボット相撲大会
2年生の修了製作は、11月30日(木)に中間発表を行い進行状況を確認しました。各班ともメインの仕組みはできてきましたが、まだまだ完成には時間がかかりそうです。写真の装置は、ラジコンカーにつけたカメラの映像をモニターに映し出しているところです。完成すればモニターの映像だけを頼りにラジコンカーを操作し迷路から脱出する装置となる予定です。
修了製作
1年生は、11月からシーケンス制御の授業が始まりました。最初はスイッチを押すとランプが点くといった簡単な回路からだんだんと複雑な回路へと進めていきます。配線だけで組み上げる回路が一段落したので今後はプログラムでより複雑な動きをする回路をつくっていきます。
シーケンス制御実習
シーケンス制御実習
2年生は、1年生とともに10月22日(日)に大阪府で開催された全日本ロボット相撲大会の近畿地区予選に出場しました。熱戦を勝ち抜き5台のロボットが上位に入賞し12月9日(土)、10日(日)に東京・両国国技館で開催される全国大会に出場することとなりました。全国大会では、海外の大会の上位入賞者や国内の各地区予選の上位入賞者と戦い世界一を目指します。
メカトロニクス科同士の準決勝
ロボット相撲大会表彰式
1年生は、10月22日(日)に第二種電気工事士(国家試験)の筆記試験を受験しました。昨年(2年生)は、全国平均53.3%の筆記試験に全員合格しているので今年の1年生の結果にも期待したいと思います。これからは12月に行われる技能試験に向けた練習に取り組みます。
電気工事士筆記試験会場
2年生は、ロボット相撲大会後に本格的に始まる修了製作のテーマを決めました。
今年は3班に分かれ、スマートボールや自動で射出されるバトミントンの羽をキャッチするゲームなどメカトロニクス科で学んだことを活かした装置を製作します。まずは図面を描き、必要な機器を選定し発注しました。
過去のすばらしい作品はメカトロニクス科のページに動画をアップしていますのでぜひご覧ください。
1年生は、CAD利用技術者試験2級、QC(品質管理)検定4級と受検し、いよいよ最後の第二種電気工事士試験(国家試験)対策の授業が始まりました。
電気の計算や工具・材料の知識、法令などを学んだ後は過去問で実力を高め、まずは、10月の筆記試験合格を目指します!
第二種電気工事士筆記試験対策
2年生は1人1台のロボットを製作しています。4月から製作がスタートし苦労もありましたが、やっと試合ができるところまで仕上がりました。今後は、本体とプログラムの調整を行いながら、さらに強いロボットに改良し10月22日に開催される全日本ロボット相撲大会近畿予選に出場し上位入賞(全国大会出場)を目指します。今年の全国大会は、国内から102台、海外から58台が集まり世界一を決める大会となります。
ロボット製作
夏休みも明けた8月末、QC検定4級の勉強が始まりました。多くの企業で取り組まれている品質管理の知識はエンジニアには必須の知識です。約2週間の勉強で9月3日にQC検定を受検します。
QC検定実習
2年生は、ロボット製作以外に空気圧制御の実習も行っています。みなさんもバスの扉がプシューと音を立てながら動いているのを見たことがあると思いますが、ここにも空気圧の技術が使われています。このように身の回りの製品や自動機などに使われているシリンダーなどの空気圧機器を、思いどおりに動かすための配線やプログラムの技術を学んでいます。
空気圧実習
1年生は、7月にCAD利用技術者試験2級を受験しました。何を造るにしても必ず元になる図面があるので、エンジニアにとって図面を描くCADの技術は大変重要です。メカトロニクス科では、CAD製図から加工、組立て、配線、プログラムと製造工程のすべての技術を学びエンジニアとしての就職を目指します。
CAD実習
2年生は、企業の方から計装業界についてのお話を伺いました。
計装とは、温度計や圧力計などの計測器を装備し、プラントなどを自動制御できるようにする技術のことです。メカトロニクス科で学んでいる設計やシーケンス制御の技術が活かせる仕事ということで、全員興味深く聞き入っていました。
また、お話しいただいた中にはメカトロニクス科の先輩もいて、より具体的な仕事内容までお聞きすることができ、この業界で働きたいという希望者が出てきました。
業界セミナー
6月9日(金)に1年、2年合同でインテックス大阪にて開催されている関西ロボットワールド2023へ行ってきました。
展示会の各ブースで最新のロボット技術に触れ、今後のロボット製作や就職後に役立つ情報を吸収することができました。
また、会場にはたくさんの屋台も出ていて昼食もそれぞれ楽しんだようでした。
関西ロボットワールド2023
1年生は、CAD利用技術者試験対策の授業が本格化してきました。
最初は簡単な図面の読み方の勉強でしたが、今では教科書を使い、製図の知識だけでなくネットワークや情報セキュリティーなども学んでいます。
この後、過去問に取り組み7月の試験の合格を目指します。
CAD実習
2年生は、1年の実習で造った部品を組立てたロボットでプログラム実習を行いました。
基本動作だけでなく各自のアイデアをロボットの動きにするためプログラムを何度もチェックし、最終的には2年生全員で試合を行いました。
今後は、大会に出場するロボットを1人1台設計から始め、加工、プログラムと進め、全国大会出場を目指します。
ロボットプログラム実習
4月14日(金)に入校式が行われ、17日(月)にオリエンテーション、18日(火)から本格的にメカトロニクス科1年の授業もスタートしました。
新入生のほとんどが高校の普通科や大学の文系など、これまでものづくり分野の経験がない生徒ばかりです。
授業は基礎からゆっくりスタートし、2年後にエンジニアとしての就職を目指します。
少しでも興味がおありの方はオープンキャンパス(見学会/体験実習)にぜひご参加ください。体験実習では、簡単なロボットの組立て、プログラム、試合を行います。
体験実習
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