クローズアップ京都府
婚活を支援する方や成婚されたご夫婦、「京都とっておきの芸術祭」知事賞受賞者と「行き活きトーク」
西脇知事が府内の皆さんと語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。11月23日には、大和学園で開催された体験型婚活イベント「お料理婚」の視察後、同会場にてきょうと婚活応援センターの「婚活マスター」や、同センターでの婚活を通じて成婚されたご夫婦、ブライダル業界の人材育成に携わる方と、婚活に取り組みやすい社会の実現について意見交換を行いました。
行き活きトーク
婚活に積極的に取り組める社会に向けて(中京区)
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体験型婚活イベント「お料理婚」では男女30人の参加者が「おうちイタリアン」に挑戦
参加者の声
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- 真剣に結婚を希望して婚活し、伴侶を得て幸せをつかんだ人を多く見届けてきた。未婚率などのシビアな数字が注目されがちだが、結婚がもたらす幸せをもっと発信してほしい。
- 仕事を探す人がハローワークへ行くように、結婚したい人が婚活をサポートする機関へ気軽に相談できる気運が広がれば。
- きょうと婚活応援センターは、将来を見据え真剣に婚活している人が多い。異性との出会いが少ない若い世代に、こういう場の存在をもっと知ってもらいたい。
- 社会人女性が結婚をイメージする際、どうしても妊娠出産、育児がキャリアに与えるマイナス面を考えてしまう。就業形態を問わず、その不安が少しでもなくなるような支援があれば。
トークを終えて…
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婚活する側・支える側の実体験やお考えに触れ、出会いづくりから働き方、子育てまで切れ目のない支援の必要性を改めて感じました。若者たちがキャリア設計の一環として結婚を捉え、婚活に積極的に向き合える環境づくりに一層力を注いでまいります。
行き活きトーク
障害者芸術の可能性について(左京区)
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12月1日には、「京都とっておきの芸術祭」の表彰式後、各部門で知事賞を受賞された皆さんや審査員の方と共に、作品の表現に込めた思いや、制作過程のエピソード、障害のある方の芸術活動の可能性などについて語り合いました。
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参加者の声
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- 見る人に楽しんでもらえるよう色使いを工夫しながら、4~5カ月かけて鶴の絵に挑戦した。
- 粘土で陶器のザルを作った。少しずつ形になるのが楽しく、結果として知事賞を受賞できてうれしい。
- アイデアを出し合い、空き缶や紙粘土などでバレーボールの試合を表現。みんなで作った作品なので受賞を喜び合いたい。
- 写真で自分を表現できることが楽しい。関わってもらったいろんな方に感謝しながら、ありのままの写真を撮り続けたい。
- バスの中で頭に浮かんだ父の手の記憶を俳句に詠んだ。受賞が分かった時に、心の中で思いっきりガッツポーズをした。
- 伝えたいことを五・七・五にまとめるのは難しいけど楽しかった。
- 作品の根底に生き物への愛や生きる喜びが流れている。皆さんの作品が企業のロビーなどに展示されるような働きかけができれば。
トークを終えて…
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人間が本来持っている創造性がストレートに表現された作品の数々に感動しました。皆さんの作品をより多くの方々に見ていただく機会をつくるとともに、引き続き皆さんの創作活動を支援する取り組みを進めてまいります。
[お問い合わせ]
広報課
TEL:075-414-4071 FAX:075-414-4075
雲外蒼天(うんがいそうてん)
Governor's voice
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書:西脇知事
毎日寒い日が続いていますが、そろそろ春が待ち遠しい頃となってきました。梅の開花や節分、光、鳥のさえずりなど、日を追うごとに春の訪れを感じるようになるのがこの季節ならではの楽しみです。中でも私は、ふきのとうのニュースに春を感じます。
日本人に古くから愛されてきたふきのとうは、独特の香りとほろ苦さが何ともいえない春の恵みです。天ぷらにしても良し、和(あ)え物にしても良し。雪の多い地域では、雪を分けて頭を出すふきのとうの姿が、厳しい冬を乗り越えた“ごほうび”のように喜ばしく感じられます。
冬来たりなば春遠からじ。あと少しの間、体に力を入れて強張(こわば)りながらの辛抱となりますが、凍(い)てついていた空気が、ふと柔らかく感じられたら、春はすぐそこです。新しい季節の到来を、楽しみに待ちましょう。
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