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更新日:2025年3月3日

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統計で見る山城北部地域

山城北部地域(宇治市、城陽市、八幡市、久御山町、井手町及び宇治田原町)は京都府の南部に位置する地域です。

面積

2024年10月1日時点の山城北部地域の面積は、214.66平方キロメートルで、京都府全体4612.21平方キロメートルの約4.7%を占めています。

表1:市町別面積(単位:平方キロメートル)
市区町村名 面積
山城北部地域(市町面積の合計) 214.66
  宇治市 67.54
城陽市 32.71
八幡市 24.35
久御山町 13.86
井手町 18.04
宇治田原町 58.16

出典:令和6年全国都道府県市区町村別面積調(10月1日時点)(国土交通省国土地理院)

人口

山城北部地域の1980年から2020年までの5年ごとの人口推移を見てみます。

山城北部地域の人口は、1980年から2000年まで上昇した後、緩やかな減少傾向で推移しています。
山城北部地域の2020年時点の人口を見ると35万6237人となっており、京都府全体の人口257万8087人の約13.8%に相当します。(図1)

図1:山城北部地域の人口推移
山城北部地域の人口推移
出典:国勢調査(総務省)​​​

産業

産業の特色を、産業ごとの従業者数から見てみます。
図2は、令和3年経済センサス活動調査の従業者数から算出した山城北部地域の産業大分類別特化係数のグラフです。

特化係数

地域Aの全ての産業の事業所の従業者のうち、産業Bに従事する従業者の割合と、京都府全体の全産業の事業者の従業者のうち、産業Bに従事する従業者の割合を比較すると、従業者数による地域産業の特色が見えます。

地域Aの産業Bの特化係数=地域Aの産業Bの構成比率/京都府全体の産業Bの構成比率

上記の計算式で計算した特化係数は、京都府の平均が1となっています。
つまり、地域Aの産業Bの特化係数が1よりも大きいと、地域Aでは京都府全体と比べて産業Bの従業者数が相対的に多く、反対に1より小さいと京都府全体と比べて産業Bの従業者数が相対的に少ないことを意味します。

 

図2:山城北部地域の産業大分類別特化係数
山城北部地域の産業別特化係数
出典:令和3年経済センサス活動調査(総務省、経済産業省)を加工

山城北部地域の産業別の特化係数を見ると、「鉱業,採石業,砂利採取業」、「運輸業,郵便業」、「製造業」の順に高くなっています。特に「運輸業,郵便業」については、特化係数で府内1位となっています。
これは、複数の高速道路や国道1号線などの主要幹線道路が地域内を走っているなど交通の利便性が高いことが要因の一つであると考えられます。

地域の特徴

図3は、「運輸業,郵便業」従業者数と各産業従業者数の相関関係を高い順に並べたグラフです。

図3:「運輸業,郵便業」従業者数と各産業従業者数の相関関係
運輸業、郵便業従業者数と各産業従業者数の相関係数
出典:令和3年経済センサス活動調査(総務省、経済産業省)を加工

​「運輸業,郵便業」従業者数と各産業従業者数の相関関係をみると、「運輸業,郵便業」と「製造業」の相関係数は0.85と、強い正の相関関係があることが分かります。
これは、製造業において製造に必要な部材や完成品を輸送するケースが多いことに由来するものと考えられます。

 

お問い合わせ

総合政策環境部企画統計課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4482

kikakutokei@pref.kyoto.lg.jp