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更新日:2025年3月4日

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統計で見る京都市域

京都市域(京都市)は京都府の中部に位置する地域です。

面積

2024年10月1日時点の京都市域の面積は、827.83平方キロメートルで、京都府全体4612.21平方キロメートルの約17.9%を占めており、京都府下の市町村では最も面積が大きい市町村となっています。

表1:市区町村別面積(単位:平方キロメートル)
市区町村名 面積
京都市 827.83
  北区 94.88
上京区 7.03
左京区 246.77
中京区 7.41
東山区 7.48
下京区 6.78
南区 15.78
右京区 292.07
伏見区 61.68
山科区 28.70
西京区 59.24

出典:令和6年全国都道府県市区町村別面積調(10月1日時点)(国土交通省国土地理院)

人口

京都市域の1980年から2020年までの5年ごとの人口推移を見てみます。

京都市域の人口は、5年ごとに増加と減少を繰り返して推移しています。
2020年時点では、1980年から比べると1%程度減少しています。
京都市域の2020年時点の人口を見ると146万3723人となっており、京都府全体の人口257万8087人の約56.8%に相当します。(図1)​​​​​​

図1:京都市域の人口推移
京都市域の人口推移
出典:国勢調査(総務省)​​​

産業

産業の特色を、産業ごとの従業者数から見てみます。
図2は令和3年経済センサス活動調査の従業者数から算出した京都市域の産業大分類別特化係数のグラフです。

特化係数

地域Aの全ての産業の事業所の従業者のうち、産業Bに従事する従業者の割合と、京都府全体の全産業の事業者の従業者のうち、産業Bに従事する従業者の割合を比較すると、従業者数による地域産業の特色が見えます。

地域Aの産業Bの特化係数=地域Aの産業Bの構成比率/京都府全体の産業Bの構成比率

上記の計算式で計算した特化係数は、京都府の平均が1となっています。
つまり、地域Aの産業Bの特化係数が1よりも大きいと、地域Aでは京都府全体と比べて産業Bの従業者数が相対的に多く、反対に1より小さいと京都府全体と比べて産業Bの従業者数が相対的に少ないことを意味します。

 

図2:京都市域の産業大分類別特化係数
京都市域の産業別特化係数
出典:令和3年経済センサス活動調査(総務省、経済産業省)を加工

京都市域の産業別の特化係数を見ると、「情報通信業」、「金融業,保険業」、「不動産業,物品賃貸業」の順に高くなっています。
第3次産業の特化係数が高い傾向にあり、「情報通信業」、「金融業,保険業」等で府内で1位となっています。(図2)

第1次産業:「農業」、「林業」及び「漁業」
第2次産業:「鉱業,採石業,砂利採取業」、「建設業」及び「製造業」
第3次産業:第1次産業、第2次産業及び「分類不能の産業」以外の産業

地域の特徴

京都市域は多数の大学・短期大学が存在し、全国的にも有数の学生の街として知られています。
図3は、2023年中の住民基本台帳の移動を基に、全国の市区町村を15歳から19歳の年齢階級の社会増減率が高い順に並べたグラフです。

図3: 15-19歳の社会増減率の全国ランキング(2023年)
15~19歳の社会増減率全国ランキングのグラフ
出典:住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(総務省)、住民基本台帳人口移動報告(総務省)を加工

京都市上京区は全国で4番目に、京都市左京区は全国で10番目に高くなっており、全国から多くの学生等が転入していることが推測されます。(図3)

 

お問い合わせ

総合政策環境部企画統計課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4482

kikakutokei@pref.kyoto.lg.jp