ここから本文です。
○令和6年度建築技術講習会の募集を開始しました!(令和6年6月18日) |
京都府の森林面積は、府全体面積の74%(34 万3千ha)を占めています。
なかでも府内の森林の38% を占める人工林は、7割 が木材として利用可能です。
森林の機能(CO₂ の吸収や災害の防止など)を持続的に発揮させるためには、「植える」「育てる」 「伐る」 「使う」のサイクルを循環させることが大切 です。
○出典:林野庁Webサイト
・マンガで知ろう!森林(森の働き) 森林づくり(外部リンク)
○出典:近畿中国森林管理局Webサイト
京都府は南北に長く、地域によって様々な気候があり、気候に応じた林業が行われています。
府内の森林から産出される樹木や木材は、昔から家屋や神社仏閣等の建築をはじめ、伝統工芸や生活用品等に幅広く利用されることで、私たちの暮らしや木の文化とともに林業が発展してきました。
丹後・中丹地域の海岸の近くでは、古くから美しい松林が広がっており、海から吹く強風をやわらげたり、海岸の砂が飛ばされるのを防いだりしています。
府内でも林業がさかんに行われているところです。また、この地域の森林は、桂川と由良川に流れ込む水をきれいにするなど、重要な役割も果たしています。
また、林業の担い手を養成する「京都府立林業大学校」(平成 24 年4月開校)があります。
京都市北西部(北区中川を中心とした地域)では室町時代ごろから伝統的な林業である北山林業が行われています(参考:京都府の木「北山杉」)。
乙訓地域は、竹林が多く、タケノコがたくさん生産されています。
山城地域の中部や南部では、シイタケなども生産されています。
参考:京都府の木「北山杉」
京都府では『京都府産木材の利用の促進に関する基本方針』を定め、木材利用に努めています。
森林の多面的機能を維持・増進するために、『豊かな森を育てる府民税』を活用し、森林の整備及び保全、森林資源の循環利用並びに森林の多様な重要性について府民のみなさまの理解を深めるための取組を行っています。
令和4年4月1日には、『京都府府内産木材の利用等の促進に関する条例』(以下、条例)が施行されました。
▷京都府府内産木材の利用等の促進に関する条例
(PRポスター(PDF:1,089KB))
令和4年4月に施行された条例に基づき、府内産木材の利用等及びその促進に関する意見を相互に交換し、その利用等に係る気運の醸成を図るため、『府民会議』(未来につなぐ京の木府民会議)を設置しました。
※京都府が実施する「京都府産木材認証制度」または京都市が実施する「京都市木材地産表示制度(みやこ杣木認証制度)」で認証された木材製品
参考:(一社)京都府木材組合連合会ホームページ(外部リンク)
参考:京都府産木材認証制度
お家の建てる際に必要になる構造材や内装材について、京都の木を用いた品質の高い製品がつくられています。
作成:京都府内産材利用拡大協議会等
出典:(一社)京都府木材組合連合会(外部リンク)
京都の木を使って木造建築を建てるための参考として、イロハ(計画・設計・調達)、ニホヘト(防耐火・維持管理)、チリヌ(経済波及効果)の計3冊のテキストが作成されています。
職人さんたちが、ひとつひとつ丁寧に、大人からこどもまで多くのみなさんが使いやすい家具や遊具をつくられています。
・木がどうやってお家になるの??
(1.(PDF:322KB)、2.(PDF:278KB))
○出典:一般社団法人木を活かす建築推進協議会
○出典:ウッドソリューション・ネットワーク
〇出典:公益財団法人日本住宅・木材技術センター
・建物の内装木質化のすすめ「内装木質化した建物事例とその効果」(外部リンク)
みなさまに京都の木をよりご利用いただくために、各種の支援事業を実施しています。ぜひご活用ください!!
京都の木を使った、住宅や非住宅の新築や増改築等の支援、福祉施設や商業施設の木製品導入の支援を行っています。
★非住宅タイプに、府内産木材を使用した直交集成板(CLT)、耐火集成材、大断面集成材の支援を追加しました!
★建物型に、府内産木材を使用した横架材及びSCグループにより調達された木材の支援を追加しました!
参考:事業ホームページ
CLT等新技術(直交集成板(CLT)、耐火集成材、大断面集成材)に関する相談窓口を設置しました(窓口:(一社)京都府木材組合連合会)。
・なお、(一社)京都府木材組合連合会では、CLT等新技術に限らず、木材の手配等の相談対応を行っています。
参考:(一社)京都府木材組合連合会ホームページ(外部リンク)
府内産木材やCLT等新技術を積極的にPRしていただくことを要件に、住宅または非住宅の構造見学会や完成見学会等の開催にかかる経費を支援します。
【申込期間】
令和6年5月24日(金曜日)~令和7年2月3日(月曜日)必着
【申請書類提出先】
〒604-8417 京都市中京区西ノ京内畑町41-3
(一社)京都府木材組合連合会
参考:(一社)京都府木材組合連合会ホームページ(外部リンク)
(PDF:1,143KB)
京都府産木材の需給情報を事業者間で相互に共有し、京都府産木材を安心して生産・加工・利用できる体制(サプライチェーン)の構築を推進するため、関係事業者の連携による先導的な取組を行うグループに対し支援を行います。
参考:事業ホームページ
森林資源の充実や、技術開発の進展などにより、中大規模木造建築物が注目されるなか、建築物の木造・木質化を推進し、普及するため、建築士や工務店、行政担当者、木材供給者等を対象とした木造建築物に関する建築技術講習会を、令和6年度も開催します!
令和6年度の講習会は、多数の参加があった令和5年度とほぼ同じ、建築士や行政の建築工事担当者、木材産業事業者向けの、専門的・実務的な内容です。開催期間は9~1月の月1回、また、第1~4回の講習会を平日開催とし、昨年度参加が難しかった方も参加していただきやすい日程としています。ぜひ御参加ください。
○出典:林野庁Webサイト
非住宅建築物の木造化・木質化に活用可能な補助事業・制度等一覧(外部リンク)
令和4年度緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰で、京丹後長岡緑の少年団が表彰されました。
里山保全、森林観察会、木工教室など、地域に根差した活動を行われてきたことなどが評価されました。
参考:林野庁HP(外部リンク)
令和4年度木材利用優良施設等コンクールで、京丹波町役場新庁舎が「<優良施設部門>農林水産大臣賞」を受賞しました。
地域内の業界団体、学識経験者、京都府や当町等の関係者による連携体制の構築等により、建築に使用する木材の町産材率96%を実現し、地域に愛される建築物になっています。
参考:木材利用推進中央協議会HP(外部リンク)
◇「みんなの広場-うっどすくえあ-」
お子さまや子育て世帯等の府民のみなさまが木に親しむことができるスペースです(参考ページ)。
*京都駅ビル4階南広場内
*午後11時から午前7時の間は閉鎖しています
・令和3年度イベント(PDF:852KB)
・令和4年度イベント(PDF:1,441KB)
・令和5年度以降のイベント(外部リンク)
京都府内各地にある京都の木を使った「木のたてもの」「木の家具や遊具」などの中から、ほんの一部を紹介します。温かな木の空間をぜひ体感してみてください!
※画像をクリックいただくと拡大します
〇茶業研究所について:
『知ったかモグラ~京都人が知らない京都の魅力クイズ!』
「京都の木のことをもっと知りたい」「京都の木はどこで手に入るの?」等々、ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。
最下部「お問い合わせ」欄をご参照ください。
京都市中京区西ノ京内畑町41-3
電話番号:075-802-2991
ファクス:075-811-2593
メール:info@kyomokuren.or.jp
・京都府内300を超える木材事業者の代表団体です。
・京都の木を使用した家づくりのお手伝いや、
京都府産木材の色々な情報の提供をされています。
・また、連合会会員の事業体で「京都木材加工ネット」を立ち上げ、
京都府産木材の利活用をより一層推進する体制を構築されています。
お問い合わせ