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京都府では、森林資源の充実(森林率74%うち人工林の79%が10齢級以上)や京都府内産木材の利用量の低迷等を背景に、2022年4月に「京都府府内産木材等の利用促進に関する条例」を施行し、また、2023年3月には「京都府府内産木材の利用の促進に関する基本方針」を策定し、より一層の木材の利用促進を図っていくこととしています。
そのような中、現在、特に木材利用が少ない中大規模の公共及び民間の木造建築物の設計及び施工に関する事業を行う技術者の育成が重要であることを鑑み、建築物の木造・木質化を推進し、普及させるため、建築士等が木造建築物に係る専門的な知識及び技術を習得できるよう、必要な施策の実施に努めています。
その取組の一つに、令和4年度から府内の建築士や設計士、建築士を志す大学生等を対象に、木造建築等に関する技術講習会(以下「建築技術講習会」という。)を開催しています。
・令和5年度の建築技術講習会の概要(PDF:1,407KB)
ここでは、令和5年度に京都府が実施した、建築技術講習会の受講者のうち、一定時間以上の受講により、木造・木質化に必要な知識を有し、かつ今後京都府内での中大規模木造建築の業務に積極的に取り組もうとする意欲ある建築士等を公表します。
この公表は、意欲ある建築士等による中大規模木造建築に関する設計施工等の業務受託や、普及啓発、技術相談等につながることを目的として実施しています。
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