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10月20日メカトロニクス科では、大阪府立堺工科高等学校で行われた全日本ロボット相撲近畿大会の自立型の部に出場してきました。
この大会の上位入賞者は12月に東京の両国国技館で開かれるロボット相撲の世界大会への出場権を手にすることができます。この近畿大会へは東北、九州、四国と全国各地から出場者が集まり、100台以上のロボットがエントリーしました。
そんな中、当校からは2名の訓練生が勝ち残り、見事世界大会への出場権を手にすることができました。
更なるロボットの強化、調整を行い12月15日に行われる世界大会優勝に向けて頑張っていきます。
年に1度ある校外学習ではインテックス大阪で行われた産業用ロボット技術展に行ってきました。
メカトロニクス科では、電気工事、ロボットのシステムや回路、金属加工、製図について学び、訓練生はその中から自分にあった職種へ就職します。
産業用ロボット技術展では最先端のハイテクロボットが展示されています。二年生は今自分達が学んでいる技術が社会でどのように使われているのか、どのような仕事に就きたいかなどを考えながら興味深く見学していました。一年生は実際に動いているロボットをみて、これからロボットの制御を学んでいくことに意欲を高めていました。
メカトロニクス科では資格取得に重きを置いた訓練を行っています。一年次は7月にCAD利用技術者試験2級、10月には第二種電気工事士の試験を受けます。
CADというのはPCを使って図面を描くソフトの事です。なにかを作るとき、どのような形状でつくるのかを決め図面を描く必要があります。ものづくりにおいてこの図面を書くというのは必須の技術です。
一年次にはCADのほかに、金属加工、電気や回路などロボット製作に必要となる基礎的な知識や技術をしっかりと身につけます。ここでしっかりと身に付けた知識や技術、資格は、二年次のロボット製作や就職などに大きく役立ってきます。
毎年12月にロボット相撲の世界大会が両国国技館で開催されます。この世界大会に出場するためには、10月に行われる地方予選を勝ち抜かなくてはなりません。メカトロニクス科の2年生は一人一台自分のマシンを製作し、全員がこのロボット相撲の大会に出場します。
昨年度は地方予選を突破し、世界大会128チーム中32位という成績を収めました。
訓練生はまず地方予選突破を目指し、一年次に学んだ事をいかして自分のロボットの製作をしていきます。
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