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内定企業の社長、製造部長、総務部長や人事担当の方にご参加いただき、成果発表会を開催しました。
11月にオンライン開催した中間発表会から4か月が経ち、それまでに習得した技術や取得した資格について発表し、製作した物を実際に見ていただきました。
発表後には、製作時の苦労話を聞いていただいたり、アドバイスをいただきながら楽しく有意義に意見交換をすることができました!
参加いただいた企業様からいただいたコメントの一部を紹介します。(敬称略)
1年間学んできたことを活かし、それぞれが作りたいものを製作したり、就職先で必要とされる技能や資格を身につけるための課題を設定し、約1か月間取り組んできたことを全員が発表しました。
生産管理について勉強したことをまとめたり、3次元測定機を使いながらマニュアルを作ったり、3Dプリンタや小型彫刻機を使って自分が作ったモデルを形にしたりと、どの発表も個性に富んで、見応えがありました。
発表内容をパネルに収めたものを本校2階廊下沿いの壁に展示していますので、見学に来られた際はぜひご覧ください。
限られた時間の中でみなさんが、ものづくりを楽しみながら活動されていたのが伝わると思います!
パソコンで図面を描くことをCAD(Computer-Aided Design)と言い、CADデータを使って工作機械で加工するプログラムを作成することをCAM(Computer-Aided Manufacturing)と言います。
各自が好きなデザインを作図し、最新の工作機械を操作してアクリルを加工しました!
「自分が設計したデザインが形になるのが楽しい!」と、参加された皆さん喜んでいました。
まずはCADでデザインします。 | 工作機械でデータを確認します。 |
プログラム通りに加工してくれます。 | きれいに加工できました! |
ものづくり基礎の訓練では、測定器の使い方、ねじ切りやヤスリがけ、機械加工など様々な内容を学びます。
今回は電子回路やLEDについて学んだあと、市販のキットを使ってLEDの点灯・点滅回路を製作しました。
抵抗やICチップ、LED、スイッチなどをはんだ付けし、電池をつないで完成!
初めてのはんだ付け | 二人一組で作業します | 無事点灯! |
発光色は25色もあり点滅間隔もいろいろと設定できるため、このキットを組み込んだ作品ができるのを楽しみにしています。
11月21日、国内を代表する工具メーカーである京都機械工具株式会社(KTC)様へ見学に行きました。
熱間鍛造などの迫力ある製造工程だけでなく、現場で実践されている3S活動を見せていただきました。
また、みんなの安全ラボでは、ベルト巻き込まれ実験などから「危険予知と安全作業の重要性」を体験することができました。
最後には、宇城会長から3Sと人財育成のつながりについてのお話を通じて、校内で取り組んでいる3Sカイゼン活動についてのアドバイスやエールまでいただき、大変有意義な見学となりました。お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
なお、今回見学に伺ったKTCものづくり技術館については以下のリンク先ページをご覧ください。
https://ktc.co.jp/museum-west/
整頓された見学者用の帽子 | 壁一面に並ぶ工具は圧巻! |
会社概要や3S活動についての説明を 聞く様子 |
訓練生が質問している様子 |
訓練の中では品質管理検定4級の取得を目指しています。
今年は「より上位の3級を目指したい!」ということで希望者11名が訓練開始前の時間を利用し、自主的に勉強会を行いました。その成果が実り、3級に見事全員合格!
よくがんばりました! おめでとうございます!
修了生も活躍している菅原精機株式会社(京都市山科区)に、訓練生全員で見学に行かせていただきました。
製造業の現場を見ることは初めての訓練生も多く、現場の雰囲気を肌で感じさせていただきました。
とてもキレイな現場で、訓練生の多くは「製造業のイメージが変わった!」と感動し、製造業界への就労意欲を大いに刺激された様子でした。
企業様にはご協力いただき、ありがとうございました。
5月に引き続き、プロダクトマネージメント科修了生が会社説明会を兼ねて近況報告に来てくれました。
今回来校いただいたのは、株式会社 牛越製作所 京都工場に勤務のYさん。今年3月の修了生です。
約半年間実際に働いてみて感じていること、訓練で得た技能・知識の中で役に立ったことなどの話をしてくれました。
新しいマシニングセンタを任され、機械加工の現場で活躍している話は訓練生の励みになり、とても嬉しくなりました。
プロダクトマネージメント科の訓練生を対象に、京都中小企業家同友会様のご協力のもと、「製造業ってどんなところ?」「自分の生活のどんなところに活かされているの?」「訓練が活かせる職務ってどんなもの?」などのことについて、業界研究セミナーを実施し、会員企業様の業務内容を通じて教えていただきました。
今回は、株式会社エージェンシーアシストの増井社長と株式会社アクアの金子社長にご講演をいただきました。
製造業の企業数の推移や、半導体業界の実態、製造業の中での女性の活躍状況なども教えていただきました。
訓練生は今学んでいることが実際にどう活かせるのかが明確になり、就職してからの自分の働く姿を想像することができたと思います。
日商簿記検定3級の試験まで残り1ヶ月。訓練時間以外も残って勉強したり、休憩時間に先生に質問をしたり、訓練生同士がお互いに教えあったり、励ましあいながら勉強をしています。
プロダクトマネージメント科の修了生が会社説明を兼ねて近況報告に来てくれました。
現在どんな仕事をしているのか、仕事をする上で役立った訓練や、もっと勉強したかったことなど、在校生が知りたいことを直接聞くことができ、大変有意義な時間となりました。
今回来校いただいた、株式会社 吹野金型製作所のMさんと株式会社 三谷合金製作所のEさんは2年前の修了生。同じチームで3Dプリンタを使った置き型ライトを製作していたのが昨日のことのようですが、就職してからそれぞれの道で頑張っている姿に訓練生だけでなく指導員もパワーをもらいました。
プロダクトマネージメント科では、簿記や製図だけでなく機械加工も学びます。「ものづくり基礎」という訓練の中で金属材料について学んだあと、実際の加工を体験しました。
2班に分かれて「金属製の立体キューブアート(ターナーズキューブ)」と、「文鎮ペンスタンド」を製作しました。
立体キューブアート製作にはフライス盤という工作機械を使用しました。機械加工システム科2年生に操作を教えてもらいながら決められた寸法に仕上げることでき、取り出せないキューブを作ることができました。
文鎮ペンスタンドは、六角形の材料に穴をあけ、タップという工具で内径ねじを加工しました。つまみの部品はダイスという工具で外径ねじを加工しました。最後に研磨剤を使ってピカピカに磨き上げ、光り輝く文鎮が完成しました。
※立体キューブアート(ターナーズキューブ)は、オープンキャンパスの体験実習(機械加工システム科)で実際に製作して持ち帰ることもできますので、ぜひご参加ください。
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