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毎週水曜日に2年生から1年生にETロボコン活動の引継ぎを行っています。設計書作成やプログラミングなどの技術面だけではなく、会議の進め方や合意形成の取り方など、チーム活動に必要な内容も伝えています。2年生は昨年11月のチャンピオンシップ大会で惜しくも全国二連覇を逃し、悔しい思いをしました。2年生は3月で修了となり訓練校から巣立ちます。1年生はそれまでにしっかりと先輩たちが培ったノウハウを受け継ぎ、今年は全国優勝に向けて頑張ってもらいたいと思います。
当校では、12月より3S(整理・整頓・清掃)活動を全校で取り組むことになり、システム設計科では1年生、2年生に分かれて各学年2名の推進委員を選任して、テーマ決めから活動報告書の作成まで行いました。
1年生は校門前の花壇に雑草が生い茂っていたので、花壇の清掃をテーマとしました。しかしながら、雑草に見えても実は植えてある植物などもあり、勝手に草取りをするわけにはいきませんでした。そこで、花壇を管理している職員から、事前に抜いていい雑草と抜いてはいけない植物をヒアリングし、Webページにまとめて「見える化」を行いました。
2年生は、実習で使う共有ドライブに各個人、グループで無秩序にフォルダが作られていたので、フォルダに番号を付けるなどして整理をする活動をしました。
京都リビング新聞の年末年始号に掲載するため、システム設計科修了生の櫻井さんと1年生の古田さんが取材を受けました。
櫻井さんは、ETロボコンで全国大会優勝を成し遂げたチームメンバの一人です。グループ課題において自発的に学ぶ重要性と現場のエンジニアとしてコミュニケーション力が求められることをお話ししていました。
古田さんは元製造業の会社に勤務していて、当校でIT技術を学び、製造業にIT技術を持って転職したいとの希望を持っています。
システム設計科1年生は、4月入校以来、情報処理技術者試験をはじめ各種資格試験合格を目指して訓練に取り組んできました。応用情報技術者試験は、システム設計科の目標資格である基本情報技術者試験の上位資格であり、合格率が20%程度の難関資格です。学生だけでなく、第一線で活躍しているシステムエンジニアも受験していて、IT業界での評価も非常に高い資格となっています。
12月17日(金曜)に合格発表があり、4名の訓練生が合格いたしました。以下、合格者の体験記を掲載します。
私は本校に入学してからIT系の勉強を始めました。最初は単語の一つも分からず、受験範囲の広さに不安を感じていました。
そのような中で、毎日先生方の講義や課題演習、自主学習などを通し、ひとつひとつ知識を身につけていきました。「過去問演習」が大事であると先生方にご指導いただき、模擬試験にも取り組んだことで、試験当日は落ち着いて受験できました。
合格発表で試験結果を確認するとき、つい指が震えるほど緊張していました。結果は合格でした。合格者一覧の中に私の受験番号を見つけた時は、飛び上がるほど嬉しかったです。すぐさま先生を見つけると「頑張ったな」と労ってもらい、これまでの努力が実を結んだのだと実感しました。
最後になりますが、本資格は就職活動において大きなアピールポイントです。この資格とともに積極的に就職活動に励み、得た知識を就職先で生かせるように努めたいと思います。
システム設計科 1年
20代 女性
11月21日(日曜)オンラインにて、ETロボコンチャンピオンシップ大会が開催され、システム設計科2年生チームKAMOGAWAが出場いたしました。
走行競技においてショートカットに成功し、走行タイムでは1位でしたが、ボーナスエリアのブロックビンゴ競技で惜しくも数秒足りず、全てのボーナスを取ることができませんでした。その結果、走行競技5位となりました。設計書(モデル)の評価はB評価、総合順位で5位という結果でした。
昨年の総合優勝に引き続き2連覇を目指して活動してきましたが、改めてチャンピオンシップ大会、アドバンストクラスのレベルの高さを感じました。
応援いただいた皆様、ありがとうございました!
https://www.etrobo.jp/et2021_result/
9月にお伝えした通り、ETロボコンアドバンストクラスBブロックに与えられた3枠に当チームは入ることができず、チャンピオンシップ大会の出場権を得られませんでした。しかしながら、チャンピオンシップ大会への出場権に関する規約の中に「特筆する部分があったチームは特別に1-2チームを全国から選抜する場合があります。」との規定があり、当チームKAMOGAWAがこの規定に基づいて、ETロボコン実行委員会から選抜され、チャンピオンシップ大会への出場権を得ました。
チャンピオンシップ大会は11月21日(日曜)に競技が行われます。設計書(モデル)と走行プログラムをチャンピオンシップ大会に向けて修正再提出できるので、訓練生は再度モデルと走行プログラムのブラッシュアップを行っています。
再び皆様の応援よろしくお願いいたします。
システム設計科2年生ETロボコンチームKAMOGAWAは、8月下旬に設計書(モデル)と9月上旬に走行プログラムをETロボコン実行委員会に提出いたしました。
昨年度までは、選抜メンバのみETロボコン大会に参加していましたが、今年度から2年生全員で参加しています。2年生をモデル班、テスト班、ビンゴ攻略班に分けて、特定のメンバに作業負荷がかからないよう作業分担し、効率よく設計・開発を行うことができました。
今年の大会は東海地区、中四国地区と合同開催となり、9月26日(日曜)オンラインで実施されました。大会の結果、当チームは全10チーム中総合4位(設計書3位〔B評価〕、走行競技2位〔-7.0秒〕)となり、Bブロックに与えられたチャンピオンシップ大会(全国大会)の出場枠3枠に入ることができませんでした。
これまで応援いただいた皆様ありがとうございました。
システム設計科1年生は、入校して2か月半が過ぎました。午前の授業では「基本情報技術者試験」合格、午後の授業では「Oracle認定Javaプログラマ Silver」合格に向けて日々訓練に取り組んでいます。授業では指導員の講義を聞くだけでなく、計画的に課題や試験もクリアしていかなければいけません。訓練生の課題の進み具合は教室の後ろに掲示されます。この表を見ることで、クラス全体の中で自分の課題の進み具合が一目でわかります。
なお、1年生の中には既に目標とする基本情報技術者試験を受験し、自己採点で合格見込みの者も数名います。これに続いて、1年生全員が目標資格に合格して欲しいと思います。
システム設計科2年生は、6月5日(土曜)にオンラインで開催されたETロボコン関西・北陸地区技術教育フォロー会1に参加しました。モデリング(設計書作成)の基礎のセミナーと事前に配布された技術資料について、各チームからの質問に実行委員が応答する形で進められました。ロボコンの実習に関係する内容なので、どの訓練生も真剣に話を聞いていました。また、実行委員と他チームとの交流会も実施され、モチベーションアップにつながったようです。
今年度は関西・北陸地区のアドバンスト(上級)クラスの出場チームが少なく、東海地区および中四国地区と合同開催となりました。まずは地区大会突破に向け頑張りたいと思います。
システム設計科に新入生が入校し、教科書の配布を行いました。今年度、情報処理技術者試験対策の授業は基本情報処理技術者試験のみに絞ることにしましたが、テキストは昨年より2冊多い28冊となりました。この内容を今年12月まで(9ヶ月間)にすべて学習します。
主なテキストの種類としては、基本情報技術者試験対策、プログラミング言語(Java)、オブジェクト指向設計(UML)となっています。
冊数が非常に多く、新入生は圧倒されていましたが、この内容を基礎として2年次のグループ課題(制御プログラミング実習とWebシステム開発実習)に取り組みます。頑張ってテキストの理解と習得をしてもらいたいと思います。
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