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更新日:2025年3月25日

犯人の声を公開

特殊詐欺の犯人は、様々な役柄や口実などを使い、電話を掛けてきます。
そして、優しい言葉遣いや親切な対応で安心感を与えたり、「犯罪」、「還付金手続き」などといった普段聞き慣れない言葉を聞かせることによって恐怖心をあおるなど、皆さんの心を揺さぶってお金をとろうとしてきます。
そこで、府民の皆様に、しっかりと特殊詐欺の手口を知っていただき、「特殊詐欺の被害に遭わない力」を身に付けていただくため、実際に発生した事件から「特殊詐欺の犯人の声」を公開します。

ケース1~百貨店従業員を騙るキャッシュカードをねらった詐欺

事件の概要

京都市南区内の女性宅に

 「〇〇さん名義のクレジットカードを使って、商品券を購入しようとした女性がいた」

 「個人情報が漏れ、偽造カードが作られている可能性がある」

 「銀行協会で被害が出ているか調べることができるので、連絡するよう伝える」

などと電話がありました。

女性が「こちらから電話をかける」と説明したところ、電話を一方的に切られています。

犯人の声

音声(MP3:7,249KB)

百貨店従業員を騙る男が、優しい丁寧な口調で、女性に電話をしています。

ケース2~息子を騙るオレオレ詐欺

事件の概要

京都府長岡京市の高齢女性宅に、息子を騙る男から

 「株をやって失敗した。」

 「会社の金を横領してしまった。」

 「自分の分だけでも何とかできたらおさまる。」

などといった電話がありました。

息子からの電話と信じてしまった高齢女性は、息子の代理として現金を取りに来た犯人に、現金を渡してしまいましました。

犯人の声

音声(MP3:9,365KB)

息子を騙る男が、高齢女性に、二人だけの話にしておいてほしいと言って、

  • 株に失敗したこと
  • 会社のお金を横領したため、お金が必要であること

を話し、現金を要求しています。

ケース3~役所職員を名乗る還付金詐欺

事件の概要

舞鶴市内の高齢女性宅に、社会保険庁職員を名乗る者から

「保険の還付金があります。」

「手続きはATMでできます。」

「手続き方法を教えますので、ATMへ行って電話をしてください。」

などといった電話がありました。

高齢女性は、言われたとおりATMコーナーに行き、教えられた電話番号に電話をすると、還付金の手続きとしてATMの操作方法を指示され、指示どおりに操作した結果、知らないうちに見知らぬ相手の口座に預金を振り込まされてしまいました。

犯人の声

音声
(MP32,073KB)
社会保険庁職員(男性)が、優しい言葉遣いで親切な対応を装い、高齢女性に預金を振り込ませるためにATMの操作方法等を説明しています。

ケース4~警察官を騙るオレオレ詐欺

事件の概要

京都市伏見区の女性の携帯電話に
「神奈川県警で、 ヤマダコウスケという人物を始めとする資金洗浄事件の捜査を進めている」
「容疑者の自宅から大量の銀行カードと通帳を押収している。その中の1枚が、××さん名義の△△銀行のキャッシュカードを押収している」
などと電話がありました。
女性が特殊詐欺だと看破し追求したところ、電話を一方的に切られています。

犯人の声

お問い合わせ

京都府警察本部捜査第四課特殊詐欺対策室

京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番地3