麻しん情報
麻しんの発生状況
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2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
2023年 |
2024年
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京都府 |
8 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
全国 |
744 |
10 |
6 |
6 |
28 |
34※ |
2024年10月20日時点の速報値
最新情報は、京都府感染症情報センターで御確認ください。
令和6年において、国内での麻しん患者の発生事例が複数確認されており、府内でも麻しんの確定例が発生しています。
<京都府内の麻しんの届出に関する報道発表>
令和6年10月29日
京都府報道発表資料(PDF:203KB)
京都市報道発表資料(外部リンク)
令和6年5月17日
京都府報道発表資料(PDF:215KB)
京都市報道発表資料(外部リンク)
令和6年3月13日
京都市報道発表資料(外部リンク)
麻しんについて
- 主な症状として、発熱、咳や鼻水、目の充血など風邪のような症状が数日続いた後、高熱と発疹が現れます。
- 麻しんウイルスにより、空気感染、飛沫感染、接触感染とさまざまな感染経路で感染する急性の全身性感染症で、感染力は極めて強いとされています。
- 麻しんに対して免疫をもたない場合、10日前後の潜伏期を経て発症します。
- 肺炎、中耳炎を合併しやすく、時に脳炎など重い合併症を引き起こし、生命に関わる場合もあります。
- 学校のように同世代の集団が生活している空間にウイルスが入り込むと、感染の拡大を阻止することは非常に困難です。
予防には麻しんワクチンが有効
- 予防接種により、発症・重症化を予防できるとされています。
- 予防接種法による定期接種は、第1期(1歳)と第2期(小学校就学前1年間)の2回となっています。
- 定期接種の対象の方は、確実に予防接種をお受けください。期間内なら無料で受けることができます。(問い合せ:お住いの市町村の予防接種担当課)
- また、定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴がなく、2回の接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してださい。(自費。問い合せ:医療機関)
- ワクチン接種された場合でも、年数が経過して免疫が低下し、発症するケースも見られます。
府民の皆様へ(注意喚起)
- 麻しん患者と接触した場合は、発病までの期間を考慮し、接触後最大21日間の健康観察が必要です。
- 麻しん患者と接触した方で発熱、発疹等の症状が出た場合は、学校や仕事を休み、早めに医療機関を受診してください。
- 医療機関を受診する場合は、必ずマスクを着用し、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、速やかに受診してください。また、受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。
医療機関の方へ
- 麻しんは感染症法による5類感染症として全数届出の感染症です。
- 麻しんを診断(臨床診断を含む)した場合は、原則として、24時間以内に最寄りの保健所に届出をお願いします。
- 確定診断のための、検体(血液、咽頭拭い液、尿)採取及び提供に御協力お願いします。
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