ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ » 健康・医療 » 心の健康のためのサービスガイド

> トップ > 自殺対策 > 「経済的な問題で追いつめられています!」〔お金〕

つながって 支えあおう 

 

これまで自殺は、個人的な問題で介入のできないものだと考えられがちでした。しかし今日では、環境を整えることで、避けることが可能な死(avoidable death)と考えられています。

自殺を避けるために、私たちにできることを一緒に考えませんか?

  リンク  大切な人を自死でなくされたあなたへ 
  リンク  悩みを抱えた人たちが集える居場所


[自殺対策]

「経済的な問題で追いつめられています!」〔お金〕

こんな悩みが増えています!

  • 多額の借金や失業、経営不振や倒産などの「経済生活問題」を理由にした自殺は、平成14年から現在にかけて、年間8千人前後にのぼっています。(警察庁統計)
  • その一方で、消費者金融や信販会社から借金を重ね、返済困難となる「多重債務者」は150万人以上といわれており、近年激増しています。
  • 弁護士や司法書士事務所に相談した人の中で、借金により「自殺を考えた」人は35パーセントにおよぶにもかかわらず、返済が困難になっても「相談しなかった」人が50パーセント以上であったとの報告もあります。(多重債務問題の現状と対応に関する調査研究、独立行政法人国民生活センター、2006)
  • 借金をした人の中には、支払う必要のない利息と知らずに悩んでいる人は多く、また自宅や職場への電話や訪問など、悪質な取立てによって精神的に参ってしまう人も少なくありません。
  • 自分で借金をしていなくても、連帯保証人になったために、借金に苦しんでいる人もいます。
  • これらのことから精神的に追い詰められ、自殺を図る危険性があります。

消費生活問題と自殺

失業や低収入、事業の失敗などから、借金とその返済に追われる日々は、とてもストレスが高いものです。まして悪質な取り立てを連日にわたって受けたり、家族や親族の職場にまで連絡がいったり、お金のことで法律的な処置を取らざるを得ないような状況におかれたりすれば、心や身体が疲れてきて当然です。

最近では、消費生活問題を理由に自殺をする人が増えてきています。たとえば、高額の利息に苦しみ、「自分が死んだ後の保険金で返済を…」などと思いつめて、自ら命を絶ってしまうのです。また、中小企業の社長や店主が、寝る間もなく働いても事業がうまくいかず、会社や店を閉めざるを得なくなって、多額の借金を抱えたまま責任感から自殺を図る場合もあるでしょう。他にも、クレジットカードで買い物を続けるうちに巨額の借金ができていたり、ギャンブルが止められないために借金を重ね、ついには自殺してしまう人もあります。

お金の問題は、法律的に整理をする意思さえあれば、解決の方向が見つかるものです。命をもって償わなければいけないような消費生活問題はありません。ぜひ一度、専門家に相談してみてください。また、消費生活問題にともなう気分の落ち込みや、ギャンブルや買い物等への依存については、精神的なケアが必要となります。

対応方法

消費生活問題は、ひとりで解決することがとても難しいものです。まずは勇気を出して家族や周囲の人々に打ち明けてみましょう。その上で、下記の相談窓口などで全容を話して問題を整理しつつ、解決のために必要な手段をとる必要があります。

【対応例】

  • 不当な請求にすぐに応じず、消費生活センターや弁護士などに相談する。
  • 家族や親戚が安易に借金の肩代わりをしない。
  • 現在、相手に知られている以上の個人情報は知らせない。
  • 脅迫があれば、すぐに警察に届ける。
  • ヤミ金融業者の甘い条件をのんで、返済のための借り入れをしない。

また、経済的な問題が続く中で、気分が不安定になったり、生きる意欲がわいてこないような場合には、下記の心の相談専門の窓口を利用してみてください。気分の極端な高揚(そう的気分)や、買い物やギャンブル等への依存のために借金を繰り返している人は、消費問題の解決と並行して、精神科の受診をお勧めします。(精神科医療についての相談は、こころの相談電話または保健所へ。 ⇒[相談窓口一覧]

消費生活問題についての相談窓口

経済的な問題についての相談

《京都府消費生活安全センター》
くらしの相談 075-671-0004 月曜〜金曜、9時〜12時・13〜16時
多重債務・ヤミ金融の相談 075-671-0044 月曜〜金曜、9時〜17時
架空請求110番 075-671-0144 月曜〜金曜、9時〜17時
個人情報に関する相談 075-671-0644 月曜〜金曜、9時〜17時
消費生活週末(土曜日曜)
電話相談
075-257-9002 土曜・日曜、10時〜16時
《京都府広域振興局商工観光室》
山城広域振興局 0774-21-2426 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
南丹広域振興局 0771-23-4438 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜16時
中丹広域振興局 0773-62-2506 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜16時
丹後広域振興局 0772-62-4304 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
京都弁護士会
クレジットサラ金相談
075-231-2378 月曜〜金曜、9時30分〜12時・
13時〜16時
夜間相談 火曜・木曜、18時〜20時30分
警察悪質商法110番 075-451-9449 月曜〜金曜、9時〜17時45分
京都司法書士会
多重債務相談(予約制)
075-255-2566 月曜・土曜、10時〜12時
月曜・水曜・金曜、15時〜17時

消費生活問題による気分の落ち込み(うつ)についての相談

こころの相談電話 075-645-5155 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜16時
京都いのちの電話 075-864-4343 年中無休、24時間


ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.