ここから本文です。
四季折々の自然豊かな国、日本。中でも関西は、現存する世界の王室の中で最長の皇室を支えてきた地として、日本独自の文化芸能、伝統工芸を育むとともに、それらを基盤に学術研究、先端産業を切り開いてきました。特に関西の3府県にまたがる緑豊かな京阪奈丘陵付近は、「平安京」よりも古い740年に「恭仁京」が置かれ、わずか3年強の間に「墾田永年私財法」を定め、「国分寺建立の詔」や「大仏造立の詔」を打ち出すなど、日本の文化・社会の基盤を築いた地でありました。
そんな京阪奈丘陵に、関西文化学術研究都市整備促進法に基づく国家プロジェクトとして整備・振興を進めているのが「関西文化学術研究都市(愛称:けいはんな学研都市)」です。
エリア内には、京都大学、同志社大学などの7つの大学、量子科学、地球環境、電気通信、情報通信のほか、知能、バイオ、ロボティックスなどに関する国の研究機関、島津製作所、オムロン、京セラ、ニデックなどの企業の研究機関をはじめ150以上の施設が立地し(研究者等の数1万1千人超)、人口も25万人を超えるなど、学術研究だけでなく産業や地域社会が共存する「産学公住一体型」の学術研究都市を形成しています。
3府県8市町に跨がる京阪奈丘陵の概ね15,000haの区域に、12の小都市群である文化学術研究地区を開発整備。小都市群に分散した開発方式(クラスター型)によって、周辺の自然環境や地域コミュニティとの調和を図るとともに、段階的な整備を進めています。
関西文化学術研究都市建設促進法・方針・京都府計画
|
学研都市地域の市町村
文化学術研究地区(クラスター)【整備中・予定地区】
主要機関
大学等
企業
けいはんなプラザ入居企業
|
けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)入居企業
|
D-egg入居企業
|
お問い合わせ