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私たちユースサポーターは、自社での環境に関する取組についてオンラインにて取材させていただきました。
村田製作所さんでは、自らの事業にかかる使用電力を2050年までに100%再生可能エネルギーで賄うことを目標とした「RE100」などの様々な国際的なイニシアティブに加盟しており、科学的根拠に基づいた分析をするなどして、積極的に気候変動対策を展開しておられます。
そこで、取材を通じて学んだことや、印象的だった取組内容について紹介します!
この制度は、自社内のCO2排出に価格を付け、CO2の削減に金銭的な価値を与えることで、企業のCO2排出削減を促す仕組みのことで、簡単にいえば「炭素の価格付け」を意味しています。
例えば、システムの更新を検討しているとき、更新に必要な投資額とCO2削減の効果って、そのままでは比較対象にならないかと思うんです。村田製作所さんでは、CO2削減量にも金銭的価値を与える投資によって、得られる削減効果を具体的にイメージすることにより、省エネ投資などの意志決定につなげているそうです。
環境価値が設備投資をするときの判断基準になるというのは新しい考え方だと思いますし、社会や企業において、環境への貢献度が重要視されていることを実感しました。
様々な電子部品を作られている村田製作所さんですが、その1つである無線センサを使用して、様々なデータを収集し分析することで、生産におけるエネルギーの最適化を目指されています。
データのように目に見える根拠に基づいた省エネ対策は説得力が増しますし、実際、村田製作所さんの自社の空調設備にセンサを設置し、細かなエリア毎に温度や湿度をモニターするなどして空調の制御を行ったところ、空調にかかる電気使用量を50%削減するなど、事業所全体における省エネ効果も高まったそうです。
こうしたデータを長期で蓄積することで、メンテナンス時期などの目安もつきやすくなることから、故障の兆候なども見える化できる、つまり「壊れた…」ではなく「壊れそう!」を検知できるというメリットもあり、素晴らしい取組だと感じました。
以上、村田製作所さんの環境に関する取組についてでした!
今回取材した内容について、私たちユースサポーターがラジオで紹介しましたの
で、以下の画像をクリックし、動画をご視聴下さい!
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