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農林水産技術センターでは、農林漁業者や消費者のニーズが多様化・高度化する中、生産者・農業改良普及センター・市町村等の行政機関・関係団体等からの要望を幅広く収集し、緊急性や重要性等を考慮して試験研究課題を選定し、その課題解決を図ることにより農林漁業経営の発展に貢献しています。
また、農林水産業を巡る情勢は目まぐるしく変化しており、迅速に対応するため、農林・畜産・水産の研究部門を超えたプロジェクトチームによる研究課題を策定し、施策の実現に向けた研究に取り組んでいます。
当センターに寄せられたニーズに対して、各研究機関が現場での緊急性や重要性に基づき必要な課題を整理し、これまでの知見を参考に研究方法や成果目標を設定し新規候補課題を策定します。
新規候補課題は、内部評価や評議委員による外部評価を通じて様々な関係者の助言や指導を受け、より効果が高い研究内容にブラッシュアップされ、最終的に農林水産技術センター長が「新規課題」として決定します。
研究課題は、評議委員会で研究期間の中間年に「継続課題評価」を受け、研究者はより良い成果が出るように研究内容を修正します。また、研究期間の終了後には「終了課題評価」により次のステップに向けた助言を受けます。
このようにPDCAサイクルで検証を行うことで、効果的に研究が行えるよう努めています。
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