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農林センターでは、京都らしい花き品目の開発、花壇苗の技術開発等を行ってきました。
花壇苗生産農家では昨今の原油価格の高騰により、暖房費が経営を大きく圧迫しているため、低温、低日照下でも高品質な苗を生産する技術の開発を行いました。
京都の花きとして「ブランド京野菜」のように有利販売につながる「ブランド花き」として、京都をイメージする鉢物の開発を行いました。
嵯峨ギク
キキョウ
農村の高齢化に伴い畦畔の草刈等畦畔管理が困難になってきています。また、「農地・水・環境保全対策」が導入され、地域共同活動により農村景観を守ることが求められています。そこで、京都の農村景観にマッチした花き(芝+球根類(スイセン、ヒガンバナ)、ナデシコ)を畦畔に植え付け、畦畔管理の省力化だけでなく、景観にも配慮した管理方法を検討しました。
農林センター内ほ場
京都市左京区大原での実証試験
現場からの要望が強い、開花の年次変動が少ない盆コギクや、疫病抵抗性のある湿地カラーを育成しました。
盆コギク「夏京華」盆コギク「紅式部」
疫病抵抗性カラー
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