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近年、保健師活動の地区分担制から業務分担制への移行、保健師の分散配置の増加等、保健師を取り巻く状況は変化しております。また、保健師教育についても卒後教育の必要性が示唆されています。
京都府では、そのような時代に応じた新たな健康課題に対応する人材を育成するため、京都府、市町村保健師及び、学識者で構成される検討会を立ち上げ、研修体制づくりの検討をすすめています。
新人保健師が、保健師としての実践能力を確実なものにするとともに、保健師としての社会的責任を認識し、基本的態度を習得することを目的として組織的・体系的に研修を実施するため、「新人保健師研修ガイドライン」を作成しました。
このガイドラインは、新人保健師のみでなく、新人保健師を育成するプリセプタ-や管理者の能力開発、職場の体制整備の充実、さらに中堅保健師の人材育成にも活用し、今後の京都府及び府内市町村保健師の資質の向上を一層図る指針として各職場で活用することとしています。
新人保健師研修ガイドラインに引き続き、保健師のキャリアラダーとして、中堅期・管理期に段階的に習得しなければならない専門能力や、目標の達成度について示した「中堅期・管理期保健師研修ガイドライン」を策定しました。
研修体系は、「新人期保健師研修ガイドライン」策定時に定めたシステムを利用して行うこととし、各職場におけるOJTを基盤としつつ、Off-JTと連動させた研修を新人期から管理期まで一貫して実施していくことで、京都府内で働く保健師全体の資質向上を図り、そのための指針として活用することとしています。
○中堅期・管理期保健師研修ガイドライン(PDF:4,496KB)
京都府では、「新人保健師研修ガイドライン」、「中堅期・管理期保健師研修ガイドライン」に基づき、京都府及び府内市町村保健師を対象とした研修を実施しています。
(新人保健師研修会の様子)
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