ふるさとトピックス!福知山、舞鶴、綾部
更新日:2024年3月13日
ここから本文です。
※この記事はKYOTO SIDEからの転載記事であり、内容は2024年2月10日時点のものです。
冬になると、優しくほっこりとした味わいのあんこのお菓子を、熱いお茶とともにいただきたくなりませんか?京都の人から愛されてきた老舗の味から新感覚の組み合わせが刺激的な進化系あんこスイーツまで、今回は京都で注目の新旧あんこスイーツを厳選してご紹介します。
画像提供:やわた走井餅老舗
創業約260年、石清水八幡宮門前に立つ和菓子店「やわた走井餅老舗」。こちらの名物と言えば、「走井餅(はしりいもち)」(写真は抹茶セット700円)。歴史は古く、江戸中期に大津(滋賀)で創業し、名水「走井」を使用して餡餅を作ったことに始まります。
走井餅は、北海道産のふくよかな小豆とザラメで丁寧に炊き上げたこし餡を、滋賀県産のもち米を使用した羽二重餅で包んだ手作りの味。とろけるように柔らかな食感とやさしい甘さがたまりません。なお、走井餅の賞味期限は製造日の翌日。5個入750円~で持ち帰ることもできますが、茶店でできたての味わいをぜひ。
画像提供:やわた走井餅老舗
また、新名物と言えばこちら。2016年、石清水八幡宮国宝指定の記念として誕生した「鳩もなか」(1個200円)。八幡様の使いである鳩がモチーフなんですよ。最中の皮と自慢の粒あんが個別包装されており、食べる直前に自分で作ります。サクッと香ばしいひと味違ったもなかをいただくことができますよ。プレーンと抹茶の2種類スタンバイ。日持ちするのでお土産にもおすすめ!
やわた走井餅老舗
075-981-0154
京都府八幡市八幡高坊19
9:00~17:30(喫茶LO17:00)
月曜休(祝日の場合は翌日休)
http://www.yawata-hashiriimochi.com/
画像提供:吉野茶屋
日本三景・天橋立を擁する宮津市を代表するのがこちら「智恵の餅」(10個入1000円税込)。日本三文殊の一つ・智恩寺山門前で古くから販売されている門前名物で、その名の通り、食べると文殊菩薩の知恵を授かるといわれているありがたい一品。山門前には四軒の茶屋が軒を連ねており、それぞれのお店で智恵の餅を販売中です。
こちらは門前に最も近い吉野茶屋の智恵の餅。餅米は宮津由良産、小豆は北海道産のみを使用。赤ちゃんのお肌のような柔らかなお餅に、あっさりと上品な味わいに仕上げられたこしあんが特徴です。門前の風情を味わいながら店内でいただくのもおすすめですが、折詰に入ったお土産用も見逃せません!お餅が見えないほどぎっしりと敷き詰められたあんこは、眺めているだけで幸せいっぱいに。ちなみに、あんこが余ったらアレンジも楽しんで♪店主おすすめは、あんバタートーストのほか、あんことクリームチーズをざっくり和え、塩味のあるクラッカーとワインのペアリング。ぜひお試しください。
吉野茶屋
0772-22-6860
京都府宮津市文珠468-1
9:30~18:30(LO18:00)※冬期は、9:30~17:00(LO16:30)
不定休(毎週1日休みあり、概ね火曜日)
江戸末期創業の京菓子司「満月」。“もっと安価で、気軽に食べられる和菓子を届けたい”という思いから、1922(大正11)年、二代目当主が「阿闍梨餅(あじゃりもち)」を考案しました。以来100年以上を経た現在まで、京都で愛され続ける銘菓です。ちなみに商品名は、比叡山の修行僧・阿闍梨に因んで名付けられ、その形は阿闍梨が被る網代を象っているのだそう。阿闍梨餅(1個141円)は、丹波大納言小豆を使用した甘さ控えめの粒餡を特製のもち生地で包み、焼き上げた半生菓子。このもっちり食感は唯一無二!工場に隣接している本店では作りたてのほかほか阿闍梨餅を購入できます。もちろん、常温でも美味しくいただけますが、レンジやトースターで数十秒温めるだけで、できたてのような美味しさが復活します。ぜひ試してみて。
阿闍梨餅については、以前取材したこちらの記事もチェックください▼
美容&健康に良いと噂の小豆がたっぷり!おいしい京都土産の阿闍梨餅
阿闍梨餅本舗満月本店
075-791-4121(フリーダイヤル:0120-24-7373)
京都市左京区鞠小路通り今出川上ル
9:00〜18:00
水曜不定休
http://www.ajyarimochi.com/
画像提供:丹波鶴屋
京都・福知山の栗スイーツの名店として知られる「足立音衛門」の姉妹ブランド「丹波鶴屋」。丹波大納言小豆の魅力を多くの人に伝えるため、丹波の素材にこだわった和菓子づくりをしています。
丹波大納言小豆は、古くから兵庫県や京都府の丹波地方で栽培されてきた高級な小豆。大粒で、甘みが強くて香り豊か、そして色や艶も鮮やかなことから、小豆の中でも特に高級品と言われています。そんな丹波大納言小豆の中でも、丹波の地で生まれる希少種の小豆を粒あんに。
写真左上から時計回りに「馬路大納言小豆」「春日大納言小豆」「丹波大納言小豆」「京都丹波大納言小豆」を4種類のどら焼きに(410~680円)仕上げています。
小豆の繊細な味わいや香りの違いを感じることができる、あんこオタクもうなる逸品です!また、どら焼きの皮は職人が丁寧に1枚1枚焼き上げます。和三盆糖や発酵バターなどを使っているので、ケーキのような華やかな味わいに。美味しさの融合をぜひご堪能あれ。
丹波鶴屋
0773-25-0268
京都府福知山市字中ノ21番地
11:00~16:00
月・木曜休、元日
https://www.otoemon.com/tanba-tsuruya/
画像提供:あんこcafeMifuji&/味不二庵
創業90年、京都で人気のあん専門店が「あんこ&~あんこで繋がる~」をコンセプトに新ブランド「あんこcafeMifuji&/味不二庵」を2023年11月にオープン。「あんこ」をキーワードに子どもからシニアまでみんなが楽しめる場所づくりを目指します。
自慢のあんこの未知なる味わいをお客様に見つけてほしいという思いから、あんこやトッピングをセレクトして自由に組み合わせが楽しめるスタイルに。定番の小倉あん・こしあん・白あんのほか、カフェオリジナルの抹茶・焙じ茶・味噌のあんこ計6種類、トマトやチーズなどのトッピングが計8種類スタンバイ。
写真は「三富士もなか&」(1500円税別)とドリンクセット(350円税別)。小倉あん、白あん、焙じ茶あんの3種類のあんこに、パイン、チェダーチーズ、アーモンド3種をトッピング。手焼きのせんべいにお好みでサンドしていただきます!(テイクアウトの場合は30分以内にお召し上がりください)
あんこcafeMifuji&/味不二庵
075-541-4566
京都府京都市東山区本町9丁目127-1
10:00~17:00(イートイン11:00~)
火・水曜休、不定休
https://www.instagram.com/an_mifuji_an/
画像提供:和カフェ毘沙門てらす
亀岡の心癒やされる田園風景に魅せられて東京から移住したというご夫婦で営む、自家製あんこスイーツが評判の和カフェ。古くから「京都の台所」を支える亀岡の食材の魅力を発信するために、同店のある千歳町産の丹波大納言小豆や季節の野菜を積極的に使っています。
小豆のうまみが生きた自家製あんこを追究するため、試行錯誤を重ねた結果、数年がかりで完成させた自慢の味です。
時間をかけてじっくりと炊き上げたあんこは、甘さ控えめ。写真は自家製あんこと抹茶アイス、焙じ茶ゼリーなどの和素材に加えて、季節のフルーツが盛り付けられた「あんこパフェ」(800円)。自家製あんこをたっぷり堪能したい方は、おはぎやぜんざいも要チェックです!!
和カフェ毘沙門てらす
0771-20-1311
京都府亀岡市千歳町国分金附1
11:00~16:00(15:30LO)12月~2月
11:00~17:00(16:30LO)3月~11月
金・土・日曜のみ営業
https://www.instagram.com/vishamon_terrace/
画像提供:PANTES(パンテス)京都舞鶴店
福井発のあん食パン専門店が2023年4月、京都に初出店!あらゆる世代に愛されるスイーツ食パンの販売を通して、老若男女問わず交流ができる場所を目指してオープンしました。
外はパリッと、中はもっちりしっとりの食パンに、耳までぎっりしとあんこが詰まった「あん食パン」(360円)。こしあん派、つぶあん派もご安心を。なめらかで濃厚な「こしあん」と、つぶつぶ食感が人気の「つぶあん」の計2種類を販売中。
オリジナルレシピで作る自慢のあんこは、北海道十勝産小豆を使用、甘さ控えめに仕上げられているので最後まで美味しくいただけます。ちなみに、一般的な和菓子やあんパンに使用されているあんこは糖度60度くらいですが、同店は43度程度に調整しているんだとか。そのままでも美味しいですが、カリカリに焼いてアイスを添えたりバターを塗ったり、塩をちょっとふってみたりと、アレンジも満喫して♪
PANTES京都舞鶴店
080-9339-5566
京都府舞鶴市引土12-1三和ハウス1F西(Waravi亭内)
10:00〜18:00
月・火曜休
https://www.instagram.com/pantes_kyotomaizuru/(外部リンク)
知られざる「京都」の魅力を、京都を愛するみなさんのチカラでもっと広めていきたい。KYOTO SIDEは、京都府が持つ独自の魅力や情報をグローバルに発信し、共有していくファンコミュニティサイトです。
https://www.kyotoside.jp/entry/anko-sweets/
レコメンド記事
お問い合わせ先
中丹広域振興局 地域連携・振興部 企画・連携推進課
電話番号:0773-62-2031
ファックス番号:0773-63-8495
舞鶴市字浜2020番地
メールアドレス:c-c-kikaku@pref.kyoto.lg.jp