令和4年度現計予算 1兆633億円
+令和4年度6月補正予算 251億円台
令和4年度補正後予算額 1兆884億円台
緊急的な課題に対応
原油・物価高騰対策
未来へ向けて取り組みを始動
あたたかい京都づくり
足元をしっかり固めつつ未来へ向けて
今回の予算は、コロナ禍の長期化やウクライナ情勢に伴う原油価格・物価高騰などの影響を受け、生活に困っている方々や府内中小事業者への緊急支援を実施するとともに、2期目をスタートさせる肉付け予算として編成しました。
誰もが未来に夢や希望を持てる「あたたかい京都づくり」を、府民の皆さまとの信頼関係の下、オール京都で連携しながら進めるために必要な予算を「安心」「温もり」「ゆめ実現」の3つの柱を基本に計上しています。
足元の課題への対応をしっかりと行いながら、目指すべき未来へ向かって着実に歩みを進めてまいります。
京都府知事 西脇 隆俊
原油・物価高騰などに対する緊急対策
コロナ禍の長期化や、原油・物価高騰などの影響を受け、生活に困っている方々や、府内の中小事業者への緊急支援を行います。
20.4億円
生活困窮者などへの支援
例えば
生活困窮世帯や、ひとり親家庭、大学生などの生活を緊急支援
社会福祉協議会やこどもの居場所などを通じて、食料品や生活必需品等を配布
大学などが実施する学生生活支援(学生食堂での割引など)の取り組みを支援
学習費高騰による保護者への影響を軽減するため、市町村が取り組む緊急対策を支援
教材費や修学旅行費、遠足費など
コロナ禍により離職した非正規雇用の女性などに対し正規雇用への転換を支援
ビジネススキルなどの基礎研修
社会人向けインターンシップ
事業者への支援
例えば
小規模事業者などが行う省エネ対策や経営効率化の取り組みを緊急支援
省エネ機器やシステム導入等への支援
需要を拡大するため、府内産農林水産加工食品などの販売促進を緊急支援
国際情勢により価格高騰している小麦などの安定供給体制を確保するため、米から小麦への緊急転換を支援
生産に必要な機械導入への支援
作付け面積の拡大や生産性向上技術導入への支援
燃油価格高騰の影響を受ける茶生産農家や、飼料価格高騰の影響を受ける畜産農家へ省エネ設備の導入などを支援
飼料作物の収穫作業
省エネ製茶機器
あたたかい京都づくりの始動
「安心」「温もり」「ゆめ実現」の3つの柱で、「あたたかい京都づくり」の実現を目指します。
34.0億円
安心
府民の命と健康を守り抜く安心の京都の構築
感染症対策の強化と医療・福祉基盤の充実
例えば
医療機関の連携強化により、安心・安全に分娩(ぶんべん)ができる体制を構築
- 医療機関が患者情報を共有可能な妊産婦モニタリングシステムを導入
新興感染症発生に備え、迅速な感染症対応病床転用が可能な病床整備などを促進
防災・減災、防犯対策の強化
例えば
住民の避難行動を促進するため災害情報のオープン化により避難誘導アプリの開発を促進
企業や病院などの情報セキュリティ対策を強化
- 情報管理セキュリティセミナーの開催や専門家の派遣
- セキュリティ対策を支援
5.0億円
温もり
子育てにやさしく誰もが温もりを感じられる京都の実現
子育て環境日本一・京都の実現
例えば
子育て環境日本一の実現を加速化させるため、条例制定を検討
産学公連携による、赤ちゃんにやさしく、ママ・パパに役立つものづくりやサービスづくりを推進
- 子育て関連商品・サービスと自治体・企業・NPOなどをマッチング
府民の暮らしを温める共生社会づくり
例えば
「京都府生涯現役クリエイティブセンター」の支援対象を若者や女性など全世代に拡大
生涯にわたって生きがいを持って働き活躍し続けられる人材を育成
新ビジネス創出ができる人材やデジタル利活用人材の育成により質の高い安定的な雇用を創出
108.6億円
ゆめ実現
夢(ゆめ)や希望にあふれる魅力と活力の京都の創造
未来を拓く産業づくり
例えば
地域特性等を活かした新たな産業創造を行うリーディングゾーンを府内全域で構築
- アート&テクノロジー
- 伝統産業
- 脱炭素
- コンテンツ産業
- スマートシティ
- 食×テクノロジー×伝統・文化
「京都観光アカデミー(仮称)」を創設し観光産業で活躍する人材を育成
産学公が連携し、新たな「京の食」ブランド商品やサービスを創出
新たなプレミアム中食※の開発支援
※高品質な府内産農林水産物を使用し、新たな価値を付加した中食商品
文化首都・京都の発信強化
例えば
文化庁京都移転の機運醸成を図るため、効果的な広報等を実施
文化庁新庁舎完成イメージ
フェアや体験プログラムの開催などにより「京料理」の魅力を発信
無形文化財登録を目指す京料理
環境との共生
例えば
再エネ施策などのさらなる展開により脱炭素社会の実現を加速
再エネ
駐車場など未利用地への太陽光発電設備などの導入を支援
省エネ
省エネ建築の設計知見などを有する「京都府ZEBアドバイザー」による相談・助言などを実施
次世代エネルギー
小型水素ステーションなどの設置・導入を支援
魅力ある地域づくり
例えば
山城総合運動公園・亀岡運動公園の夜間照明等を整備し、国際大会の誘致を推進
夜間照明の設置により夜間利用が可能に
地域の成長・交流・暮らしを支える基盤整備
例えば
地域づくりを支える交通基盤などの整備を推進
宇治田原山手線(宇治田原町)
国道423号法貴バイパス(亀岡市)
国道429号榎峠バイパス(福知山市)
国道178号里波見から長江(宮津市)
[お問い合わせ]
財政課
TEL:075-414-4411 FAX:075-441-7308
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