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※感染対策を講じた上で開催しました
西脇知事が現場へ赴き、府民の声を直接聞く「行き活きトーク」。今回は、乙訓地域の浸水被害を軽減させるため整備が進む「いろは呑龍(どんりゅう)トンネル」の最下流に今年3月完成した「呑龍ポンプ場」で開催しました。ポンプ場内を視察後、乙訓地域の自治会や水防団、民生委員などで活動されている皆さんと、いろは呑龍トンネル供用開始に伴う安心・安全の面での変化や、地域の中で人と人との交流を増やすためのアイデアなどについて語り合いました。
深さ約27mの管理用立坑を見学する参加者の皆さん
地下の巨大な排水ポンプを視察する知事
治水は、生命と財産を守る上で重要であると同時に、企業の立地や人の転入を促し、まちづくりに直結します。安心・安全を確保しながら、コロナで制約された人と人とのつながりを取り戻し、「あたたかい京都づくり」を進めてまいります。
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広報課
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5月21日、西脇知事は文化庁移転準備状況の視察に訪れた岸田総理を府庁に迎え、同敷地内で進む文化庁新庁舎建設現場を案内しました。総理は文化庁の移転時期について、来年3月27日に長官をはじめ中核組織が移転し、京都での業務を開始。その後、職員の大半が来年5月15日に移転することも明らかにしました。さらに京都移転の意義について、総理は「京都の文化の重みが発信の厚みとなる。発信する場所が京都であることが、大きな意味につながる」と語りました。
また当日は、京都を拠点に活動する文化芸術関係者らとの意見交換も実施。知事は行政と学会、産業界、文化芸術界との距離の近さを挙げ、「文化庁と連携して全国のモデルとなるような新しい施策を次々と発信したい」と決意を述べました。
視察に訪れた岸田総理を案内する西脇知事
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文化政策室 文化庁移転係
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書:西脇 隆俊
節分や葵祭、五山送り火、地蔵盆…こうした年中行事を子どもの頃から経験するうち、いつの間にか季節の節目として覚えていたように思います。祇園祭が始まると鉾(ほこ)が建ち、バスが通行止めとなるため通学路が変わったこと。宵々山、宵山のあたりに大きな夕立があり、山鉾巡行が終わる頃に梅雨が明けて一気に暑い夏がやってくること。野球少年だった私にとって祇園祭は夏の大会と直結していて、今でも祇園囃子(ばやし)の鉦(かね)の音を聞くとピッチャーマウンドの記憶まで一緒に呼び戻されます。
祇園祭がもともと疫病退散への祈りであったと知ったのは、大人になってからのことでした。それが千年以上も続いていることにも、深い感慨を覚えます。生活に根差した折々の年中行事に、それぞれ起源やいわれがあり、地域の歴史が織り込まれているのは非常に興味深いこと。改めて一つひとつの行事の歴史をひもといてみたいものです。
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