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更新日:2025年3月3日

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統計で見る京都府の人口・世帯

京都府の人口

総人口の推移

図1:京都府の人口男女別推移(1900年~2023年)
京都府の男女別人口の推移を表したグラフ 2004年が最多で2,648,245人
出典:京都府統計書、京都府推計人口(府企画統計課)、国勢調査(総務省)

 

表1:京都府男女人口の推移(2004年、2020年、2023年)(人)

総数 男性 女性
2004年 2,648,245 1,274,410 1,373,835
2020年 2,578,087 1,231,468 1,346,619
2023年 2,536,995 1,210,746 1,326,249

出典:京都府統計書、京都府推計人口、国勢調査(総務省)

 

京都府の人口は2004年にピークを迎えた後、緩やかな減少傾向となり、2023年10月1日時点で約253万7千人となっています。

男女別で見ると、男性が約121万1千人、女性が約132万6千人と、女性の方が1割近く多いことが分かります。

時系列で比較したデータを見る際は、その時期の社会的な出来事、背景と照らし合わせながら見るとより理解が深まります。

例えば、図1のグラフでは、1940年頃から1945年頃にかけて第二次世界大戦の影響で特に男性の人口が大きく減少していることが分かります。

京都府の年齢階級別人口

年齢階級別人口:調査期日現在における満年齢に基づき、5歳刻みで区分した数

2024年の年齢階級別人口

図2:京都府の年齢階級別人口(2024年)

2024年における京都府の年齢階級別人口を表したグラフ 50歳~54歳が男女ともに最多

図3:全国の年齢階級別人口(2024年)

2024年における全国の年齢階級別人口を表したグラフ 50歳~54歳が男女ともに最多

出典:住民基本台帳に基づく人口(総務省)

京都府の人口の2024年1月1日現在の住民基本台帳に基づく人口は約248万8千人で、年齢階級(5歳階級)別の人口をみると、50歳~54歳の年齢階級が一番大きくなっています。

人口ピラミッドをみると、男女ともに70歳代50歳代、の二つの山が見て取れます。

これは、いわゆる第一次ベビーブーム(1947年~1949年)、第二次ベビーブーム(1971年~1974年)の時期に生まれた世代になっており、全国的にみても同様の傾向があります。

人口の統計
最初の総人口の推移で示した2023年10月1日時点人口は約253万7千人で、年齢階級別人口で示した2024年1月1日時点の人口は約248万8千人でした。確かに参照している時期が異なりますが、たった3ヶ月の間に京都府の人口が約4万9千人も減少したのでしょうか?おそらくそうではありません。

グラフの下に記載している「出典」をみると、総人口の推移では、「京都府推計人口」を、年齢階級別人口は「住民基本台帳に基づく人口(以下、住基人口と言います。)」を参照しており、それぞれ違う統計を参照していることが分かります。人口の統計は、統計によって算出(推計)方法が異なるため、同じ項目でも数に違いがある場合がほとんどです。

ここでは、A君の引っ越しを例に推計の違いを見てみましょう。

 

  • 2020年4月:大学進学にあたり、B県から京都府内に引っ越し
  • 引っ越してから2024年1月1日現在まで京都府内に居住
  • 引っ越してから現在まで住民票を異動していない
令和2年国勢調査人口 京都府の人口に集計
2023年10月1日現在の京都府推計人口 京都府の人口に集計
2024年1月1日現在の住基人口 B県の人口に集計

2023年10月1日時点の京都府推計人口は、令和2年国勢調査の人口に、調査日以降に毎月各市町村から提供された住民票の異動数を加減することにより推計したものです。

令和2年国勢調査の人口は、令和2年10月1日現在で京都府に常住するすべての人を対象に実施された「令和2年国勢調査」により、住民票の有無は関係なく、実際に京都府内に常住しているすべての方の人口を集計したものです。

一方、住基人口は、名前のとおり住民基本台帳に基づいて示された人口で、実際に居住していなくても住民票上は京都府内に現住所がある人口総数となっています。

年齢階級別人口の推移

図4:京都府の年齢階級別人口(1995年)

1995年における京都府の年齢階級別人口を表したグラフ 20歳~24歳が男女ともに最多

図5:京都府の年齢階級別人口(2023年)

2023年における京都府の年齢階級別人口を表したグラフ 80歳以上が男女ともに最多

出典:人口推計(総務省)

1995年と2023年の京都府の年齢階級別人口を人口ピラミッドで比較してみると、約30年の間に年齢構成に変化が起きていることが見て取れます。
全体として、2つの山がある形は同じですが、50歳以下の年齢階級と、70歳以上の年齢階級で大きな変化が見て取れます。この変化の要因にはどのようなことが考えられるでしょうか。

まず70歳以上の変化を考えてみます。1995年は第一次ベビーブームの時期に生まれた45~49歳の世代が多くなっており、この世代が2023年には70~74歳、75~79歳の階級にスライドしていることから、70歳代の階級が多くなっていると推測できます。

また2023年の80歳以上の数は、1995年と比べ男女ともに倍以上になっています。平均寿命の推移を見てみると、1995年の平均寿命は男性が76.38歳、女性が82.85歳である一方、2020の平均寿命は男性が81.56歳、女性は87.71歳と、男女ともに約5歳延伸しており、80歳以上の年齢階級の人口を押し上げている要因として推測できます。

次に50歳以下の変化を考えてみます。一番変化が大きい20~24歳についてみると、1995年の20~24歳は第二次ベビーブームに生まれた世代で、出生数が特に多かった世代です。出生数の推移を見てみると、1970年代の第2次ベビーブーム以降、減少傾向であることが分かり、この出生数の減少が50歳以下の年齢階級の人口減少の一因であると考えられます。

図6:平均寿命の推移

1955年から2020年にかけて男女ごとの平均寿命の推移を表したグラフ出典:完全生命表(厚生労働省)

図7:出生数の推移(京都府、全国)

1935年から2023年にかけて京都府と全国の出生数の推移を表したグラフ出典:人口動態調査(厚生労働省)

京都府の市町村別の人口

市区町村別の人口分布

図8:京都府市区町村別人口の分布図(2024年)
2024年10月時点の京都府市区町村別人口を人口数で色分けした地図グラフ
国土数値情報(行政区域データ)(国土交通省)を加工して作成

図9:京都府市区町村別人口(2024年)
2024年10月時点の京都府市区町村別人口を多い順に表したグラフ

出典:京都府推計人口(府企画統計課)

2024年10月1日時点の京都府の人口を市区町村別に見ると、京都市伏見区、京都市右京区、宇治市の順に多くなっています。(図8,9)

市区町村ごとの人口増減

2023年の人口動態を市区町村ごとに見ると、2024年1月時点で2023年1月時点と比較して人口が増加しているのは、京都市中京区、京都市下京区、京都市南区、長岡京市、京田辺市、大山崎町の6市区町で、いずれも転入者が増えたことによる社会増によって増加しています。(図10)

図10:京都府内市区町村の自然増減率、社会増減率
京都府内市区町村の自然増減率、社会増減率を表した分布図
出典:令和6年1月1日住民基本台帳人口・世帯数、令和5年人口動態(総務省)
注)太字は人口増加の市区町

自然増減を見てみると、大山崎町を除くすべての市区町村で死亡者数が出生者数を上回り、自然減となっています(大山崎町は増減ゼロ)。
市区町村ごとの自然増減率、社会増減率の分布を見てみると、36市区町村中18市区町村で自然減かつ社会減となっており、人口が減少していることが分かります。(図10)

自然増減:出生者数-死亡者数

社会増減:転入者数-転出者数

京都府の世帯

京都府の世帯数の推移

図11:京都府の世帯数の推移(2014年~2024年)
2014年から2024年にかけて京都府の世帯数の推移を表したグラフ
出典:国勢調査(総務省)、京都府推計人口(府企画統計課)

京都府の2014年から2024年までの世帯数の変化を見てみると、緩やかな増加傾向にあることが分かります。(図11)
この世帯数の変化について、世帯構造に着目して考えてみましょう。

人口推移で見たとおり、この間人口は緩やかに減少しているため、一世帯あたりの人員が減少していることが推測されます。夫婦若しくは親と未婚の子のみから成る「核家族世帯」、一人暮らしの「単独世帯」の5年ごと推移を見てみます。核家族世帯は、2015年までは毎回増加していましたが、2020年には減少に転じていることが分かります。

一方で、単独世帯は毎回増加しています。単独世帯の年齢別内訳をみると、64歳以下の世帯、65歳以上の世帯、ともに増加しています。特に2020年の65歳以上の単独世帯数は、2000年と比べて2倍以上になっていることが分かります。

図12:京都府の核家族世帯数の推移
2000年から2020年にかけて京都府の核家族世帯数の推移を表したグラフ

図13:京都府の単独世帯数の推移
2000年から2020年にかけて京都府の世帯単独数の推移を表したグラフ

出典:国勢調査(総務省)