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京都府丹後地域では、国営農地開発事業で造成された53団地、512haの農地で、果樹、野菜、飼料作物、採種などの品目が栽培され、最近では茶の植栽も増えてきています。
丹後の野菜担当では、国営開発農地における野菜を中心に、さらなる営農の発展に向けた、安定生産技術の確立及び新規品目の導入について研究を行っています。
開発農地における京夏ずきんの栽培について肥効調節型肥料を用いて、追肥を削減する栽培試験を実施しました。その結果、「豆蔵」を10aあたり窒素成分で3kg施肥するのが最も収量が高く、10aあたり542kg収穫できました。また、開発農地産と水田産の収穫物で食味アンケートを行ったところ開発農地産が水田産にやや優る結果となりました(平成28年)。
丹後開発農地に対応した九条ネギの生産性・品質向上技術の開発と、開発農地のスケールメリットを活かした大規模栽培が可能となるような機械化技術をマニュアルとしてまとめました(平成27年)。
加工用大カブでは、近年肉質が不均一になる生理障害が問題になっていますが、この障害には品種間差がみられ、発生の少ない品種は「CR味太鼓」でした。また、現在丹後で栽培されている「京千舞」において堆肥施用による土壌改良と分割多回数追肥が生理障害の軽減に有効です。(平成24年)
現状、加工用キャベツは4~5月期および10月期出荷の作型がなく、実需者から年間をとおした継続出荷が強く求められています。そこで、品種の検討や肥料の適正な施用方法の検討などをおこなうことにしています。
近年は、消費者の健康志向を受けリコペンやカロテンなどの機能性成分を多く含むニンジンが強く求められています。そこで、既存の高機能性ニンジンの栽培条件等の違いによる成分の変動を明らかにすることとしています。
お問い合わせ
農林水産部京都府農林水産技術センター 丹後農業研究所
京丹後市弥栄町字黒部488
電話番号:0772-65-2401
ファックス:0772-65-3561