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<相談内容>
1パック6箱入りのマッチを購入した。仏壇のろうそくに火を付けようと思い2箱目を取り、箱の中のマッチの頭薬は向こう側、側薬は自分側の状態で左手にマッチ箱を持ち、立ったままで手前から向こう側に右手で擦り火を付けた。すると、その1秒後に、箱の中で30本ほどのマッチが勢いよく燃え出した。箱は1mmほど開いていたかもしれない。安全性に問題がないか調べてほしい。
<商品テストおよび調査>
テストには、苦情品および苦情同型品のほか、比較のために苦情品と同様にJISマークの付いた参考品2銘柄を入手し調査を行った。
(1)再現テスト
箱の中のマッチ棒は側薬と接触しないため、マッチ棒のみで発火に至ることは考えにくく、外部の火種が箱の中のマッチ棒の頭薬に燃え移ったと考えられる。そこで、箱がわずかに開いた状態および閉じた状態のそれぞれについて、マッチを擦って着火させ、事故時の現象が再現するかテストを行った。
(2)表示確認
苦情品、苦情同型品および参考品の表示を確認した。参考品には「箱を閉じてから擦ってください」など、箱を閉じて使用する旨の表示があったが、苦情品および苦情同型品にはそのような表示はなかった。
<結果概要>
受付センターは、商品テスト結果を相談者に伝え、相談者はこれを了承した。また、販売店にも商品テスト結果を伝え、マッチ箱を閉じて使用する注意喚起の表示をしてほしいと要望したところ、検討したいとの回答を得た。受付センターは、消費者庁にも商品テスト結果を伝えた。
<詳細>国民生活センターHP
http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/201610_1.html(外部リンク)
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