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障害の有無やその程度にかかわらず全ての人が互いに支え合う共生社会の実現を図るため、言語としての手話の普及を進めるとともに、聞こえに障害のある人がその障害の特性に応じたコミュニケーション手段を選択する機会を確保することにより、聞こえに障害のある人とない人とが相互に人格と個性を尊重し合いながら支え合う聞こえの共生社会を推進するための条例を制定しました。
なお、条例の内容について手話で解説した動画をご覧いただけます。
条例の内容(条例の内容や施行期日など)
府民の皆さまに、「言語としての手話の普及を進めるとともに聞こえに障害のある人とない人とが支え合う社会づくり条例」の内容や聴覚障害のある人について理解を深め、それぞれの立場で聴覚障害のある人の社会参加を支援する応援者となっていただけるように、コミュニケーション方法や配慮の例などについてまとめたハンドブックを作成しました。
また、聞こえのサポーター養成講習会の開催団体を募集しております。この講習会では、社会福祉法人京都聴覚言語障害者福祉協会から派遣する講師が、開催団体が募集を行った受講生にわかりやすく講義し、聞こえや手話に関する基礎知識を身につけた「聞こえのサポーター」を認定するものです。
ベーシック(1時間、定員30名 講義、手話実技)、アドバンス(2時間、定員20名 講義、手話実技、難聴者/ろう者/盲ろう者体験)の2コースのカリキュラムを準備しており、各講習会の1講座としても御活用いただけます。
問い合わせ先:社会福祉法人京都聴覚言語障害者福祉協会
電話075-841-8336
FAX075-841-8311
聴覚に障害のある人の社会参加を支える「聞こえのサポーター」養成講習会の開催について
「聞こえのサポーター」とは
「聞こえないってどういうこと?」「どうやってコミュニケーションをしたらいいの?」「手話ってなに?」など、聞こえや手話に関する基礎知識を身に付けた方
難聴幼児サポートセンター事業
聴覚障害のある乳幼児・児童、その家族、関係者が集まり、手話や見てわかる環境の中で多様なコミュニケーション手段を身につけ、親子や家族で豊かなコミュニケーションができることを目的に、京都府聴覚言語障害センターにて「にじっこ・城陽」を開催しています。
詳しくは、京都府聴覚言語障害センターのホームページをご覧ください。
http://www.kyoto-chogen.or.jp/communityplaza/consultation/child.html
難聴者や中途失聴者等を対象に、府内3カ所(北部、中部、南部)で個別相談や手話・コミュニケーション教室を実施しています。
問い合わせ先:京都府聴覚言語障害センター
電話0774-30-9000
FAX0774-55-7708
手話通訳者、要約筆記者、盲ろう者向け通訳介助員の養成を行っています。
問い合わせ先:京都府聴覚言語障害センター
電話0774-30-9000
FAX0774-55-7708
京都府が主催する事業等で、手話通訳や要約筆記などの情報保障を進めていきます。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、知事の記者会見に手話通訳者の配置を行っております。
令和2年6月から、対面ではなくタブレット端末やスマートフォンを活用し、遠隔で手話通訳を実施する遠隔手話通訳サービスを実施しています。
条例の制定に向け、当事者や当事者団体、有識者等で構成する「手話言語及び情報コミュニケーションに関する検討会議」を設置し、検討会議(全6回)を開催しました。
条例に基づき、聞こえの共生社会推進施策の方針等について協議を行う場として部会を設置しました。
社会福祉法人全国手話研修センターが実施する「インターネット研修・学習」では、インターネットを活用した初学者向けの研修を受けることができます。
また、「Let’s手話!forキッズ」では、手話レッスンとオンライン試験がセットになった小学生向けの手話WEB学習システムです。
ぜひご活用ください。
「Let’s手話!forキッズ」パンフレット(PDF:5,509KB)
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