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2019年11月30日(土曜)、12月1日(日曜)の2日間、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)(外部リンク)及びけいはんなロボット技術センターにおいて、「Robot&Game STADIUM 2019」を開催しました。多くの府民の皆様にご覧いただけたほか、全国から参加されたロボット競技チーム、ゲーマーの各チームどうしの交流、あるいは、それらのチームと来場された企業様との間の交流も活発に行われ、技術連携、人材確保など新たな動きもにも発展するきっかけの場ともなりました。
詳細報告は「Winter Camp Report(外部リンク)」へ
3機vs3機の走行ロボットが、相手基地に球を命中させ、そのHP残量で勝敗が決まる競技です。相手ロボットに球を命中させれば、ロボット自身がパワーアップします(1回の球を射出する時間が長くなります)。動画(Scrambleチームのページ)(外部リンク)
ロボットの操作は、「ロボットの目」が見た映像を、PC画面を通じて見ながら一人称視点(FPV)で操作します。2D画面で、実物の球(17mm、46mm)の軌道(放物線)をコントロールする操作には習熟が必要です。
球の命中等の判別は全て自動審判システムによります(ロボットによる体当たり等があった場合等の反則の確認は人間が判定します。ボランティアの皆さんにお世話になりました)。検査場で審判システムとロボットのICチップを接続するとともに、射出パワー等などを様々なチェックが行われます。
3機の構成は、歩兵ロボット2機(17mm球を撃つ)、ヒーロー1機(42mm球を撃つ)。1機30万円程度をかけ、ロボットのほとんどを各チーム自ら製作(京都のScrambleのユニフォームにはスポンサーロゴが)。今回、優勝はFUKUOKA NIWAKA(九州)、準優勝はScramble、3位はOOEDO SAMURAI(関東)、4位はNAGOYA SHACHIHOKO(中部)、5位は京都チャレンジチーム でした(今回参加できなかった大阪や広島のチームメンバーも、大会運営や京都チャレンジチームへの参加等でサポートしてくださいました)。
今回、DJI本社から、RoboMaster全体の総責任者、ウィリアム・ヤン氏も来日されました。
また、副賞については、優勝チームには、「左大臣賞」として株式会社京都・一乗寺ブリュワリー様から京都産クラフトビール、準優勝チームには、「右大臣賞」として、株式会社エーゲル様から京茶珈琲が贈呈されました。
企業出展ブースにおいても、モーター、バッテリー、センサーなどのロボット関連のご出展のほか、ロボットやミニドローンの体験操作等のご出展も。
優勝は京大、準優勝は近大、3位は滋賀県立大・京都工繊大合同チーム、4位は立命館大の各チームでした。プロゲーマーTemaさん。幼稚園時代から「ぷよぷよ」に親しんできたそう。来場者からの「どうしたら強くなるの?」も問いに、ゲームに限らずどんなことでも「人よりいっぱい練習すること」。なるほど。
ボードの中央に並ぶキャップを、相手陣地に多く落とした方が勝ち。アームや足回りなどに独自の工夫を凝らしたロボットを持参し、大熱戦。(60組以上150名の親子が集結。
イベント来場者向けの軽食・ドリンクコーナー。丹後のクラフトビールや、伏見のお揚げを用いたいなり寿司、西陣のわらび餅等、「ぷよぷよ」キャラとのコラボ商品等を販売
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