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トップページ府民だよりトップ2024年10月号特集4 川の恵みを活かして南丹地域を元気に

特集4川の恵みを活かして
南丹地域(亀岡市・南丹市・京丹波町)を元気に

知事自らが各地に出向いて地元の皆さんとの意見交換を行うことで、現場でしか得られない最新情勢を把握し、具体的な施策につなげる「地域課題解決プロジェクト」。今回は南丹地域において、川の恵みを活かした地域振興の現場を訪問しました。

美山川(由良川)(南丹市)で 鮎の友釣り

美山川の清流にて鮎の習性を活かした伝統の漁法・友釣りを体験。こうした体験をきっかけに遊漁者となる方も多いのだそう。

高齢漁業者からの漁の技術継承など若手育成に取り組んでいます 川砂の堆積や放置ゴミなどを対策し鮎の住む川を守りたい 釣りを体験すると鮎の幅広い魅力を実感しますね

美山漁業協同組合代表理事組合長の小中さん(右)、ひまわり囮(おとり)店店主の上林さん(中)の指導で友釣りに挑戦

大野ダム

洪水調節の治水効果などを視察し、水力発電の状況やダム管理技術の継承などの課題について職員と意見交換

道の駅「和(なごみ)」(京丹波町)で 鮎つかみどり

特産品の販売などで地域の魅力を発信している道の駅「和」では、鮎つかみどり体験などを視察。昨年開設した移住相談窓口の相談員の方とも意見交換を行いました。

子どもにとってもいい遊び場だね! なかなかつかまらへん!でも楽しい!

小川での鮎つかみどりを楽しむ親子とも交流しました

「鮎ガーデン」での鮎の塩焼きは例年6月第3日曜から9月末まで

鮎ガーデンで人気の道の駅が地域の関係人口を増やすきっかけに 豊かな自然を背景に多様な働き方ができるのも魅力ですね 移住支援窓口では起業に関する相談も増えています

京丹波町移住相談員の川邉さん(左)と意見交換

川の駅・亀岡水辺公園(亀岡市)で 地域振興ミーティング

桂川舟運(しゅううん)の歴史と文化を学べる展示とともに、デイキャンプなどのアクティビティを通じて保津川の自然に親しめる同公園では、南丹地域を中心とした観光振興・地域振興に取り組む方々と意見交換を行いました。

森の京都の課題は「周遊性」にある各コンテンツを結ぶ物語性を 豊かな自然を背景にした食も文化も大きな魅力それらをつなぐ取り組みを 屋形船や淡水魚博物館など川に親しみ消費を促す仕組みがあれば 丹波国から都への水運の歴史をキーワードにストーリーをつくっていく 移住者などの視点で改めて町を見ると新たな魅力に気付く

左から、森の京都DMO 井上社長、保津川遊船企業組合 豊田代表理事、西脇知事、道の駅「和(なごみ)」藤田駅長、京・来て観て丹波の会 寺田会長

南丹地域の皆さんの声を聴いて

今回は「川」をキーワードに南丹地域を巡り、ブランド力のある鮎をはじめ、地域ごとに非常に潜在力の高いコンテンツがあることを改めて実感すると同時に、それらをつなぐストーリーと周遊性を造成していく必要性を感じました。令和7年の大阪・関西万博に向けたフラッグシップアクションでは「京都の川巡り」を掲げています。これを機に、京都全体の水源の森でもある南丹地域の魅力を広く発信し、地域により活気が生まれるよう、取り組みを進めてまいります。

京都府知事 西脇 隆俊

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おことわり

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