クローズアップ京都府

西脇知事が府民の皆さんと語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。5月29日には、木津川下流に広がる笠置キャンプ場でタープ張りなどを体験した後、地元で地域活性化に取り組む方々と、現在の取り組みや今後の展望について意見交換しました。

行き活きトーク
笠置の魅力を活かした地域活性化について（笠置町）

参加者の声

トークを終えて…

慶応4年（1868年）に京都府が開設されてから今年で156年。京都府の開庁記念日に当たる6月19日に京都府民総合交流プラザ（京都テルサ）において記念式典を開催し、長年にわたって府の発展に貢献された方々へ特別感謝状などの贈呈を行いました。

特別感謝状は元京阪電気鉄道株式会社取締役専務執行役員・元京阪バス株式会社代表取締役社長・一般社団法人京都山城地域振興社（お茶の京都DMO）社長（受彰時）の脇博一（わき ひろかず）氏に贈呈。多年にわたり、地域の交通を支えるとともに、京都府の観光地域づくりに力を尽くされるなど、さまざまな分野で京都府の発展と府民福祉の向上に大きく寄与されたことに感謝の意を表しました。

その他、市町村・地域自治功労者など、各分野で貢献された234人・72団体（職員表彰含む）を表彰したほか、府内で勉学に励む13人の留学生を京都府名誉友好大使に任命しました。

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京都の夏と言えば、五山の送り火を連想される方も多いのではないでしょうか。お盆に迎えた先祖の霊が帰り道に迷わないよう、道しるべとして山々に火を灯しているともいわれていますが、”送る側”としても漆黒の闇に煌々（こうこう）と浮かび上がる送り火には理屈なしで感動を覚えます。同時にそれは京都の夏の終わりを告げるものでもあり、何ともいえない寂しさも感じます。そして、こうした思いを抱けることに対して感謝する気持ちが、年々大きくなってきました。

多くの人々を魅了する送り火の陰には、それを守り続けている保存会や有志の方など多くの方々の並々ならぬご苦労があります。送り火をはじめとして、地域の希望の灯である伝統行催事を守り育てていくことが、私たち今を生きる者にできる先祖への感謝の表現であり、私たちの心のふるさとを辿（たど）る道しるべともなるのではないかと思います。