クローズアップ京都府
京都府文化観光大使 常盤貴子さんを迎えて、丹後地域で活躍する皆さんと「行き活きトーク」&スペシャルトーク
西脇知事が府民の皆さんと語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。3月23日には、丹後地域のさまざまな分野で活躍する皆さんに、京都府文化観光大使の常盤貴子さんと、府立丹後郷土資料館名誉館長の佐々木丞平(じょうへい)さんを交え、丹後の魅力や郷土資料館に期待することなどについて語り合いました。
また、常盤さんと佐々木さんには、文化と観光についてのスペシャルトークをいただきました。
行き活きトーク
丹後の文化と地域活性化について(宮津市)
参加者の声
- 資料館のリニューアルに当たっては、人の意識も変えていくことが重要。観光情報を知り、旅の思い出を振り返る「観光の出入り口」にしていきたい。
- 街をつくるのは人であり、人のこだわりが京都の魅力につながっている。資料館では丹後にしかないものが買えたり、地元の食材を味わったりできるようになれば、魅力が伝わりやすくなり、文化が発展していくと思う。
- 丹後ちりめんは触ると感動する。自分たちの作る商品が、その良さを知る入り口になれば。
- 丹後の自然に惹(ひ)かれ、Iターンで移住してきた。移住希望者のために、行政には空き家問題解決のサポートを期待している。
- 6年前にUターンし、へしこづくりを通じて丹後の食の魅力を再認識した。今後は企業・地域とコラボレーションしながら、へしこ文化を広げていきたい。
- 丹後地域の各市町とも連携して、食を軸にした観光が広がれば。資料館は発信力を強化して、観光の拠点になってほしい。
Special Talk 〜スペシャルトーク〜
基調講演
府立丹後郷土資料館
名誉館長 佐々木 丞平さん
「文化が観光と地域活性化につながるユートピア」をテーマにスピーチ。ミュージアムは、持続可能な観光や地域活性化につながる“地域のハブ”としての役割を果たす必要がある、と話しました。
ゲストトーク
京都府文化観光大使
俳優 常盤 貴子さん
ナビゲーターを務める京都のTV番組を振り返りながらトーク。この地域に住み続け、景観や文化を守っている地元の人々こそが一番の宝だと、丹後地域の魅力を語りました。
トークを終えて…
京都の魅力は、文化が人々の生活に根付いていることだと改めて感じました。丹後郷土資料館のリニューアルに向け、京都の文化を全国、ひいては世界に発信していくとともに、新しい資料館を核として、京都の伝統や産業の輪を広げられるよう取り組んでまいります。
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TEL:075-414-4071 FAX:075-414-4075
雲外蒼天(うんがいそうてん)
Governor's voice
書:西脇知事
ちょうど一年の折り返しに当たる6月は、梅雨から夏へ向かう季節。厳しい暑さを乗り切り、健康を祈願するための風習や食べ物が、古くから全国各地で伝えられてきました。京都では、この時期に和菓子「水無月(みなづき)」が店頭に並びます。この水無月はかつて「夏越(なごし)の祓(はらえ)」の際、宮中で氷室(ひむろ)から運ばせた氷を食して暑気を払ったことにならい、庶民の間で氷に似せた和菓子を作ったのが始まりとされています。今では京都の夏の初めの風物となっていて、「水無月を食べないと夏が始まらない」という方も多いのではないでしょうか。
食と健康は切り離すことができません。いにしえに思いをはせながら京都の夏を体感し、涼を求め、そして昔から連綿と続く京の食を味わうことが、日本有数の暑さといわれる京都の夏を元気に乗り切るヒントになるのかもしれません。
※氷室=平安時代、天皇へ献上する氷を貯蔵するために造られた穴室のこと
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