京都府立植物園開園100周年
京都府立植物園は、1924年(大正13年)1月1日の開園から100年を迎えました。開園当初から広大な園内では春は180品種もの桜、夏は樹齢100年超のくすのき並木、秋は約1,000本の木々が色鮮やかな紅葉など、四季折々の美しい植物を圧倒的なスケールで楽しめます。また、熱帯から高山植物までそろう日本最大級の観覧温室や、春や秋に約320品種が花を咲かせるばら園など、多彩なエリアで植物を身近に観賞できるのも植物園の魅力です。
100年の時を積み重ねながらますます成長を続ける京都府立植物園に、これからもご期待ください。
since1924
建設当時の植物園の様子。元は半木(なからぎ)神社とその鎮守の森を擁する田園地帯で、現在も園内にたたずむ同神社とその周辺に残る「なからぎの森」に往時の姿をしのぶことができます。
白いレース状の菌網(きんもう)が特徴のキヌガサタケ(竹笹園)
色彩の変化が美しい'アンネのバラ'(ばら園)
ダース・ベイダーのような花が咲くアリストロキア・サルバドレンシス(観覧温室)
観覧温室の天井まで届くバナナの木
日本初の公立植物園
大正天皇即位記念の「大典記念京都大博覧会」開催予定地となるも諸事情により開催が見送られ、代替案となったのが「大典記念京都植物園」の設置でした。
トップレベル1万2,000種類の植物
24万平方メートルの広大な敷地に、テーマ別に約1万2,000種類、約12万本の植物を栽培。中には絶滅危惧種などの珍しい植物もあります。
日本最大級の観覧温室
国内初展示、初開花の植物も多く、キソウテンガイやバオバブなど世界の熱帯植物が身近に観賞でき、規模・植栽植物の種類共に日本最大級です。
樹齢100年超の木々に出会える!
川端康成の小説『古都』に登場するくすのき並木、大きなヒマラヤスギなど、開園当初から植物園を見守ってきた木々があちこちに。
年間来場者数80万人超
国内の公立植物園ではトップクラスの来場者数を誇ります。
京都府立植物園のイチオシ植物!
砂漠で1000年生きる希少植物キソウテンガイ(観覧温室)
『星の王子さま』に登場する巨木・バオバブの花(観覧温室)
日本の平地では栽培困難!ヒマラヤの青いケシ メコノプシス(観覧温室)
絶滅危惧種フジバカマの蜜を吸う蝶アサギマダラ(植物生態園)
約200m続く樹齢100年超のくすのき並木
正門横のヒマラヤスギも樹齢100年超
2023年11月・日本初開花!アリストロキア・ゴルデアナ(観覧温室)
絵本など子ども向け図書約2,400冊を収蔵する「きのこ文庫」
初代・観覧温室があった昭和初期の頃の植物園
戦後、接収していた連合軍より返還されて1961年に再開園
府立植物園100周年オープニングイベント
1月5日(金曜日)~8日(月曜日・祝日)無料の4日間!!
日時 9時~17時
料金 入園料・観覧温室入室料 無料
記念すべき100周年のスタートを、特別なお花やお正月をテーマにしたさまざまな取り組みで盛り上げます。
開園100周年記念オープニングセレモニー
日時 1月6日(土曜日)9時10分~
場所 観覧温室内特別展示室
世界遺産シンガポール植物園とのコラボ!観覧温室内ラン室リニューアルオープン
セレモニー後にご覧いただけます
期間中のイベント(一例)
- 辰年をテーマにした植物スタンプラリー
- ヒマラヤスギに植物園での思い出をつるそう
これからも府民の皆さまに愛される植物園を目指して
府立植物園が100年の節目を迎えるに当たり、支え続けていただいた皆さまに心から感謝申し上げます。これまでの技術や経験を活かした植物の収集、保存、栽培、研究を通じて生物多様性保全に貢献するとともに、府民の皆さまが植物との触れ合いの中で癒やしを感じ、自然を楽しく学べる場所であり続けるよう、この植物園を大切に守り育ててまいります。
京都府知事西脇 隆俊
[お問い合わせ]
府立植物園
TEL:075-701-0141 FAX:075-701-0142
お問い合わせ
知事直轄組織広報課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4074
ファックス:075-414-4075
[email protected]
おことわり
掲載されている連絡先等は掲載時点のものです。
組織改正等により変更されている場合がありますので御了承ください。
ご不明な点がございましたら、広報課までお問い合わせください。