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西脇知事が、府民の皆さんと自由に語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。
今回は京都市で、子育てにやさしい風土づくり・まちづくり・職場づくりに関わる皆さんと意見を交わしました。
※感染症対策を講じた上で開催しました
登壇者
宇治田さん
河原町商店街では、子ども連れの方にストレスをかけないことを一つの目標としています。お買い物に来られた際にお困りのことがあれば、声を掛けていただければと思います。
藤本さん
「子育てつぶやき川柳コンテスト」を主催しています。子育てのリアルを社会に伝えることで、子育てにやさしい京都づくりにつながれば。
寄光さん
壊れたおもちゃを直したり、紙芝居や絵本の読み聞かせをしたりするシニアサークルがあります。意欲や関心のあるシニアの方に「子育て支援」の裾野を広げていきます。
藤本さん
今、子育てを頑張っている親が孤立することなく「ああ、私も頑張ろう」と思える地域になっていくことが、明るい未来をつくると考え居場所づくりを進めています。
竹安さん
イギリスでは施策や制度が充実し、赤ちゃんや子どもは社会全体が育てるという意識があり、どうしたら子どもたちを泣かせなくて済むのかを考えて行動しています。
竹田さん
フレックス制度も積極的に導入し、柔軟に働ける体制を整えています。育休からの復帰も順調に行われており、社員には働きやすさを感じてもらえているのではないかと思います。
宇治田さん
働く人の都合に合わせた雇用を方針とする私のお店では、辞める方が本当に少ないです。大事なのは、働く人の気持ちになることです。
藤本さん
私たちが橋渡しをしながら、子育て世代と社会がつながり、あたたかく良い関係になって子育てが展開していく。そんな地域をつくっていきたいです。
寄光さん
自分の住んでいるまちが大好きになって、ずっとここに住み続けたいという思いを持っていただけるように取り組んでいきたいです。
竹安さん
イギリスは多様な働き方を労働者の権利として制度化し、少子化にストップをかけました。この実績は学ぶべきだと思います。
竹田さん
コロナ禍になってから、家族の発熱などで休まなくてはいけない社員が複数人出ました。みんなでカバーし合っているのですが、規模が小さいとそれも難しい。中小企業に向けた支援制度があればと思います。
「子育て環境日本一」の次の到達点は、まさに社会全体で子育てをしている状態になることです。地域で、職場で、みんなが子どもを見守っているという環境があれば、もっと安心して子どもを産み育てられるようになるはず。今後も子育てにやさしい社会の実現に向けて、皆さまのご意見を参考に、総合的な施策展開を深化させてまいります。
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