ここから本文です。
平成25年3月17日(月曜)14時~15時40分
ルビノ京都堀川 ひえいの間
渡邊 能行 京都府立医科大学大学院教授
加藤 智史 京都府医師会地域医療2課課長補佐
葉山 義則 京都府歯科医師会理事
松井 常孝 京都府薬剤師会監事
栗岡 成人 特定非営利活動法人京都禁煙推進研究会理事
藤本 修一 京都労働局労働基準部健康安全課地方労働衛生専門官
田坂 泰士 京都市保健福祉局保健衛生推進室保健医療課健康増進係長
松本 裕子 京丹後市健康推進課長
木村 勝 京都府中学校長会事務局長
(順不同・敬称略)
※京都府商工会議所連合会、京都府商工会連合会、京都府生活衛生営業指導センター、京都府飲食業生活衛生同業組合、与謝野町は欠席。
・参考人
京都府受動喫煙防止憲章事業者連絡協議会 事務局 南部 和久
・傍聴者 3名
協議報告事項
以下の各項目について、京都府がん対策推進計画に基づき、今年度の取組状況について事務局から説明を行うとともに、今後の取組について意見交換を行った。
(1)普及啓発について
(2)受動喫煙防止対策について
(3)防煙(未成年者の喫煙防止)について
(4)禁煙支援について
※(2)の受動喫煙防止対策に関連して、京都府受動喫煙防止憲章事業者連絡協議会から、協議会の取組について説明を受けた。
【主な意見等】
(1)普及啓発について
・啓発については、取組は必要であるが、その効果についての評価が重要である。アウトカムを出していけるような取組にしてほしい。
・京都駅周辺の路上喫煙禁止の取組について、拡大してほしい。
・禁煙デーの啓発計画については、もっと早く示してほしい。少なくとも半年ぐらい前までには何をするか考えてほしい。
(2)受動喫煙防止対策について
・「受動喫煙防止憲章」すすめ隊の活動について、訪問する者への研修をしっかり行った上で、実施するようにしてもらいたい。訪問する者の意識の差、熱意で効果が左右すると思われる。京都府としても最低限きちっと指導していただきたい。
・受動喫煙防止対策については、成果が上がっていくように、いろいろな角度から引き続きすすめていただきたい。
(3)防煙(未成年者の喫煙防止)について
・京都禁煙推進協議会では、本年度95校で防煙教育を実施しているところであるが、マンパワー不足が課題である。地域の学校、ボランティア等の協力で事業が進められればと考える。
・府独自でも禁煙教育エデュケーターの育成など、新たな仕組みがほしい。事業化も含め考えてもらいたい。
・たばこ対策には、教育が大変重要であり、地域の人的資源の協力を得て、草の根的な地域の力で進めていってもらいたい。
(4)禁煙支援について
・薬剤師会では、今年度たばこ対策特別委員会を設置し、来年度に禁煙支援の指導薬剤師養成をする予定。禁煙支援の窓口等整備する予定であるので、保健所での広報のリストに薬局も加えてもらいたい。
・がん診療拠点病院で禁煙治療が実施されていないところがある。いろいろな機会に働きかけを行っていきたい。
・禁煙支援について、関係団体やいろんな団体がそれぞれの部署において連携して、支援体制を作り上げていきたい。
[部会長まとめ]
・いろんな方向から、いろんな方法で、幅広く柔軟に効果的に、施策として実があがるようにたばこ対策が進めるよう、限られた予算を有効に活用して、26年度も検討していただけたらと思う。継続的に少しずつでも前に進めて行くしかないと思われる。
・各委員の方々にもそれぞれの部署において取組を進めていただくとともに、特に各団体との調整の役割については行政にお願いしたい。
お問い合わせ