中丹広域振興局

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普及計画

1. 重点計画
中丹全域を活動エリアにして令和3年~令和5年の3年間、以下の課題解決を図ります。

普及センター重点計画

重点計画名 課題名、内容
人づくり・組織づくり
  1. 農業・農村を支える担い手の確保・育成

 経営改善を目指す生産者や法人組織に対して、経営管理能力の習得による収益性の向上を支援します。

 離農する農家の経営資源(農地、機械・施設等)が、新規就農希望者や独立自営就農希望者により有効活用できるシステムを構築します。
 定年退職者や主婦層、農外サポーター等の多様な人材による、農業への参入・参画を促進することによる担い手の確保を支援します。
 管内でも取組が注目されている農業者と福祉施設による農福連携について、モデル事例を創出することにより波及につなげます。

地域づくり・絆づくり
  1. 10年先を見据えた持続可能な集落の基盤づくり

 集落内における維持困難な農地の管理が、営農組織の負担になり組織維持の妨げになることを避けるため、守るべき農地についてゾーニングとマッピングを進める支援を行います。
 営農組織を支える後継者を確保するため、集落内外からの候補者について話し合いを進めてもらい、集落営農での活躍できる仕組みづくりの支援を行います。
 営農組織が抱える獣害等の課題に対して、組織による課題解決に向けた取組が継続して行われるよう支援を行います。

ものづくり・販路づくり
  1. 次世代水田農業への支援

 令和3年度より本格的な栽培が行われる水稲新品種「京式部」の生産者に対して、栽培管理 技術の習得により収量・品質が確保されるよう支援を行います。

 高齢化が進む集落営農組織において、オペレーターに対する技術習得支援を行い、次世代の担い手確保を支援します。

2. もうかりまっせ!京野菜

 中丹地域の特産野菜である万願寺甘とうにおいて、高単収生産者の栽培環境の数値化及び生産者間での情報共有を行うことにより、産地全体の収量・収益の向上につなげます。

 また、万願寺甘とうの新規栽培者に対して、勉強会や互見会の開催により栽培管理指導を行うことで、単収の向上を支援します。

令和2年度から振興を図っているえびいもについて、栽培管理技術指導による収量確保と省力化技術導入による生産規模拡大を支援します。

安心・安全づくり (上記の課題の中で、水稲新品種やブランド京野菜の栽培における、安心・安全な生産・供給やスマート農業の導入による安定した収量・品質の確保、集落での組織的な獣害対策を支援する取り組みを実施します。)

2. 個別計画
重点計画以外の重要な課題の解決を図ります。

3. 調査研究活動計画
担当する地域・専門分野において、技術的観点からの実証、調査、分析等が必要と判断される課題です。普及指導員全員で行います。

4. タスクチーム活動計画
試験研究機関の研究員と普及指導員で構成されるタスクチームで現場の課題解決を図るための活動です。

 

お問い合わせ

中丹広域振興局農林商工部 中丹東農業改良普及センター

綾部市川糸町丁畠10-2

ファックス:0773-42-0191

chushin-no-higashi-nokai@pref.kyoto.lg.jp