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京都府では、「『環』の公共事業」の円滑な運用を一層進めていくため、社会環境を含めた地域環境との共生を重視するという視点で「『環』の公共事業ガイドライン」の改定方針などについて検討会議の中で検討してきました。
この度、府民意見募集手続及び府議会への報告などを踏まえ、「『環』の公共事業ガイドライン(改定版)」を取りまとめましたので、公表します。
『環』の公共事業ガイドライン(改定版)を印刷される方は、PDFファイルをご利用下さい。
平成17年度 |
平成18年度 |
|
構想段階における評価 |
18件 |
21件 |
実施段階における評価 |
138件 |
602件 |
合計 |
156件 |
623件 |
※平成17年度は9月以降着手分から評価開始
工種 |
件数 |
道路 |
6件 |
街路 |
1件 |
港湾 |
2件 |
河川 |
2件 |
農地防災 |
1件 |
林道 |
1件 |
※平成18年度において実施した府営公共事業の事前評価及び再評価(対象:10億円以上)の合計13件すべてについて、構想ガイドラインに基づく評価結果を公共事業評価委員会が審査し、事業実施可否を判断
開催日 |
参加人数 |
講義内容 |
|
第1回 |
11月28日 |
78人 |
公共事業における絶滅危惧種への配慮 |
第2回 |
1月22日 |
49人 |
地域文化と住民協働について |
第3回 |
2月26日 |
40人 |
大手川流域における総合土砂管理について |
宮津市の大手川流域において、『緑』と『土』と『水』をキーワードに、「人と自然が共生する地域社会のあり方」を踏まえた「『環』の公共事業」を展開
・技術的対応
自然・生態系の連続性を重視して、工種ごとで異なる技術基準を調整しながら、 土砂の適切な下流への移動を確保するため治山及び砂防堰堤に同様のスリットを設けるなど、上流(治山事業)、中流(砂防事業)、下流(河川整備事業)の自然の一体性を踏まえた事業横断的手法で整備
・社会的対応
地元宮津市と連携するとともに、地域住民等が事業計画立案などに参加することで、地域の自然・社会環境を踏まえた計画を検討
さらに、このことを通じて環境や防災に対する意識の高揚を図る。(大手川流域総合土砂管理のイメージ図はPDFファイルを参照してください。)
『環』の公共事業行動計画検討委員をアドバイザーとして、地域住民等の参画を得ながら、小流域等の地域を単位に、関連する公共事業を横断的・総合的に評価します。
経済評価軸と環境評価軸による複眼的な評価を、より客観的に進めるため、構想段階のすべての事業を対象に、府(職員)による評価結果を、『環』の公共事業行動計画検討 委員会により評価いただきます。
事業実施可否の判断を含む戦略的な環境影響評価を目指して、構想段階の評価について、5段階評価とするとともに、評価事項を充実させます。
(PDFファイルを参照してください。事業実施判断のイメージ(PDF:104KB))
蓄積された地域の環境情報や環境配慮技術情報等をGIS上の情報として集約し、今後 実施する事業に活用するとともに、住民等が環境を見直す資料として利用します。
「KES」や「エコ京都21」などの環境ラベルの取得を促し、公共事業実施業者自ら の環境改善の取組を推進します。
(PDFファイルを参照してください。実施手順(PDF:113KB))
(参与)
(検討委員)
6月15日 第1回検討会議
7月20日 第1回ワーキング
8月29日 第2回ワーキング
9月7日 第2回検討会議
11月28日 第3回ワーキング
京都府文化環境部 自然環境保全課
Email:shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp
〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
TEL:075-414-4706 FAX:075-414-4705
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
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