ここから本文です。
商品無料配付につられ高額のふとんを買うことに
買物の途中、街頭で男性にチラシを渡され「トイレットペーパーをあげる。先着50名様」とせかされた。テントの前で景品をもらうと「もっとあげる。中へ入って」と言うので、中で食品や洗剤、ラップなどをもらった。
テントの中に10人程集められ、商品の話や高齢者向けの面白い話を2時間聞かされ、最後に健康ふとんの話になった。
40万円を今なら30万円と言うので「安いな」とつぶやくと若い女性がぴったりとついて、気がつくと客は自分ともう一人だけになっていた。
男性の販売員も4、5人おり、とうとう断りきれずに契約することになった。印鑑と通帳を取りに帰ることになり、ふとんと一緒に車に乗せられ家まで送られた。
会社や新商品の説明の名目で消費者を集め、日用品などを安い金額で売ったり、無料で配ったりして雰囲気を盛り上げ、最後に高額な商品の販売をする商法をSF商法(催眠商法)と呼んでいます。
最初はいつでも帰ればよいと思っていても、この事例のように巧みな話術で長時間ひきつけられているうちに最後は販売員に囲まれ逃げられなくなります。
高齢者の相談が増加しています。特に70歳以上の高齢者の相談増加が顕著で、健康ふとん、健康食品、治療器具などの健康関連商品や屋根工事等住宅修繕の相談が多くなっています。いずれも訪問販売やSF商法など特殊な販売方法でのトラブルが大半です。業者ペースで話が進められ金額も高額になり深刻な状況がみられます。
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016
電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp