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1603年の出雲阿国以来400年あまり、京都では多くの芝居が興行されてきました。特に南座では、京都の師走の風物詩として、毎年顔見世興行が行われています。
顔見世(かおみせ)の由来は、江戸期、役者は1年契約であり、各劇場が10月に役者を入れ替え、11月初めに新しい役者が、顔をそろえて行う最初の興行を、顔見世と呼んだことに始まります。
今回の資料紹介コーナーでは、南座の顔見世興行の筋書を中心にご紹介します。当館では、各劇場の筋書を数多く所蔵しています。特に顔見世興行については大正時代から現在までの筋書きを所蔵しています。歌舞伎の歴史について、思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
平成20年12月11日(木曜日)~平成21年1月13日(火曜日)
※12月23日(祝日)、12月28日(日曜日)~1月4日(日曜日)、1月12日(祝日)は休館
総合資料館3階 図書閲覧室
ほか多数展示しております。
資料紹介コーナー「京の芝居 其の壱 -南座顔見世興行を中心として-」関係図書リスト(PDF:13KB)
お問い合わせ
文化生活部文化政策室 京都学・歴彩館
京都市左京区下鴨半木町1-29
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