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平成26年4月4日
京都府建設交通部
指導検査課
075-414-5221
平成26年3月27日に開催された平成25年度第4回京都府公共事業評価に係る第三者委員会の概要は、以下のとおりでしたのでお知らせします。
平成26年3月27日(木曜日)午後2時00分から3時00分まで
京都平安ホテル「朱雀の間」
事前評価に係る京都府の対応方針(新規着手)について、各委員から異議はなかった。
4名
(委員)事業名称が道路整備事業としているのはなぜか。
[京都府]Xバンドレーダーの配備にかかる事業で、国土交通省ではく、防衛省から補助を受けての事業であるため、事業名称は現在のところ未確定です。事業名称は今後決めていく予定です。
(委員)防衛省による防衛施設周辺対策事業補助金に該当するものか。
[京都府]そのとおりです。
(委員)代替案2の評価で「ほ場整備地への影響大」とあるが、具体的な影響は。
[京都府]ほ場整備地を道路が横断することとなります。
(委員)現道の交通量が少なくなるため、歩道がなくてもいいという理解でよいか。
[京都府]そのとおりです。
(委員)アユの遡上に配慮した施工に努めるとのことだが、具体的な施工内容は。また、景観を配慮することについても教えてほしい。
[京都府]アユの遡上の配慮については、汚濁防止を重点的に取り組んでいくことと考えています。景観の配慮については、海岸沿いに適応した植生を選定するなど検討していきます。
(委員)国定公園内での事業の取扱いを教えてほしい。
[京都府]事業箇所は、特別地域の第2種特別地域に該当しており、知事の許可が必要となっているため、許可申請を行う予定です。
(委員)事業箇所はどういった土地利用となっているか。
[京都府]事業箇所の大部分は農地としての利用となっています。
(委員)ほ場整備される農地とそうでない農地の価値は変わらないと思うので、評価として差をつけるのは、いかがなものか。
[京都府]農地としての価値は変わらないので、評価の記載方法について工夫します。
(委員)事業の必要性としている老朽化対策については、まずは補修で対応することを考え、その次の段階として、補修で対応できない場合に、老朽施設を回避するバイパス道路を整備するものではないか。現道を廃道とするバイパス道路の整備であるのであれば、現道拡幅案の代替案が必要ないのではないか。
[京都府]本事業は、補修で対応できないため、老朽施設を回避するバイパス道路を整備することとしています。それにより、現道を廃道とすることができ、現道の老朽化対策が不要になります。
【補足】現道拡幅案は、大野トンネルが補修では対応できないくらい老朽化が進行しており、新しいトンネルを新設することとしています。
(委員)現道を廃道とするとのことだが、トンネルや橋はそのままとなるのか。
[京都府]トンネルは、中に土砂を埋めて蓋をして通れなくする予定です。肱谷橋は撤去の予定です。
(委員)景観形成を意識した橋梁形状の選定を行うとあるが、具体的な手順は。
[京都府]南丹市景観計画が平成25年12月に策定され、平成26年4月1日から景観条例が施行予定であり、それらに合致するよう、橋梁の景観形成については、南丹市と調整しながら検討していきます。
(委員)検討は職員だけでするのか、専門家を含めて検討することとなるのか。
[京都府]専門家、地元を含めて検討するのかも含め、今後、南丹市と調整していきます。
(委員)色彩の配慮についても、景観形成と同様に検討していくこととなるのか。
[京都府]そのとおりです。
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