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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。
株式会社京都カフェスタイル(外部リンク)主催(企画運営:クラフトキャンプ実行委員会ほか)で開催され、同社と株式会社京都・一乗寺ブリュワリーの3種類の新ビール(瓶ビール)を、先行試験販売されました!
評判も上々!本格販売が待ち遠しい!
(掲載日:平成30年9月7日、ものづくり振興課)
株式会社京都カフェスタイル(外部リンク)(東山区)の伊豆田千加代表取締役と伴克亘代表取締役を取材いたしました。
-「きちんとコーヒー、そしてお茶」。とても面白いキャッチフレーズですね。
伊豆田)京茶珈琲を飲んだ時のイメージです。見た目、味もコーヒーなんだけど、飲んだ後に、あ、お茶だ!と思う味です。
伴)海外展開をして、好評だった京茶珈琲の常設カフェがあったらなあという相談を伊豆田さんから受けました。
東大路通を南に下がり、鳥居交差点角という素晴らしい立地に、株式会社京都カフェスタイルとして会社を立ち上げ、京茶珈琲の店舗を作ろう、
という話になり、トントン拍子でオープンに繋がりました。
2つの入り口から入れる、オープンなデザイン。ガラス張りなので、中がよく見えて入店しやすい雰囲気になっています。
-宇治茶と珈琲の出会いのきっかけは?
伊豆田)京都はコーヒーの消費量が日本一。でも、宇治茶も京都に欠かせないもの。だから、ブレンドしてみよう、という発想でうまれたのが、京茶珈琲です。
京都宇治の銘茶と京都西陣の焙煎職人が自家焙煎したコーヒーをブレンドした、新しいドリンク「京茶珈琲」を提供しています。コーヒーが好きな人にも、コーヒーが苦手な人にも「おいしい」。
-どこまでも、こだわっていますね。京都、そのものが集結した拠点をつくりたいという思いから、そのこだわりが生まれたんですか。
伴)京茶珈琲の開発者、株式会社エーゲルと、祇園で10店舗の飲食店を展開する有限会社プロスパーが共同出資したのが、株式会社京都カフェスタイル。企画のプロと飲食のプロが提案する「京都の世界」を、国内外に発信していきたいと考えています。
伊豆田)木材を手がけているのは、京都京北の木工店です。「隅々まで京都産」の店内にこだわっています。
伴)店内中央の、三角のテーブルには、茶花をあしらっています。
伊豆田)大手のカフェチェーンであれば、松の木を植えるかもしれません。
-オープンして、反響はどうですか。
伴)オープン初日、未生流笹岡の家元であり、著名人カテゴリで食べログ発信をされている、笹岡隆甫氏が来店。食べログ掲載と婦人画報掲載をしてくださいました。新たな京都の文化拠点として、発信してもらいました。
(写真左株式会社京都カフェスタイル代表取締役の伴克亘さん。写真右未生流笹岡の家元笹岡隆甫先生。)
伊豆田)その後も、京都新聞や朝日放送の取材も入り、客入りも好調です。
-こちらが、話題の炭酸コーヒーですか。ビールみたいですね。
伊豆田)はい。炭酸とコーヒーってとても合うんです。ほんのり甘くしているので、女性にとても人気です。
伴)ノンアルコールビールのブームに乗っかり、「バーで飲めるコーヒー」の位置づけとして考えています。
-たくさんの京都が詰まった、京茶珈琲高台寺店ですね。
伊豆田)京都美山の卵、牛乳を使用したプリンやパフェ。また、京都の若手作家が作った京焼。こちらは、カフェスタイルの為に作ってもらったものです。
内装も商品もすべて京都産にこだわっています。これからも、色々なものを取り入れて、「新たな京都」の発信拠点として、発展させていきたいと思います。
-これから、ますますの発展を期待しております!
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