トップページ > 地域振興 > 南丹広域振興局 > 保健所の業務 > 麻しん・風しんを疑った場合の対応

ここから本文です。

麻しん・風しんを疑った場合の対応

南丹保健所管内の医療機関における対応の流れ

1.診察時の南丹保健所への連絡

麻しん・風しんを疑う患者が届出に必要な臨床症状の1~3をすべて満たす場合は、診察後ただちに発生届を南丹保健所 保健課へFAXで送信いただくと同時に電話でご連絡ください。

  麻しん 風しん
届出基準

1. 麻しんに特徴的な発疹

2. 発熱(一般的に 37.5℃以上)

3.咳嗽、鼻汁、結膜充血などのカタル症状

1. 全身性の小紅斑や紅色丘疹

2.発熱(一般的に 37.5℃以上)

3.リンパ節腫脹

麻しん・風しんの届出基準・届出様式・ガイドライン情報は以下のリンクにてご確認ください。

 麻しん・風しん 届出基準・様式・ガイドライン(京都府感染症情報センター)

 南丹保健所 保健課 感染症・難病係

 TEL:0771-62-2979(平日 8時30分~17時15分)

 FAX:0771-63-0609

 E-mail:nanshin-ho-nantan-hoken@pref.kyoto.lg.jp

2.検査

●IgM抗体検査

 医療機関にて実施をお願いいたします。

●遺伝子検査(行政検査)

  可能な限り以下の1.~3.の3点すべての採取にご協力をお願いします。

 1.咽頭ぬぐい液

 2.血液(全血)

 3.尿

 ※検体採取方法(検体容器・量・注意点)については以下のリンクでご確認ください。

 検体採取方法(京都府感染症情報センター)

3.検体・検査票の回収

保健所職員が医療機関まで検体の回収に伺います。検体は冷蔵(4℃)で保存をお願いいたします。 

検体を採取しましたら、南丹保健所 保健課 感染症・難病係 までご連絡ください。

病原体検査票をFAXかE-mailで送信、または、検体回収時にご提出ください。

 病原体検査票(PDF) 病原体検査票(EXCEL)

4.患者情報の確認(聞き取り内容)

問診の際に、下記項目を可能な限り聴取ください。

<聞き取り内容>

症状経過 

予防接種歴(回数・時期・ワクチンの種類)

麻しん・風しん患者との接触状況

海外渡航歴や流行地域への渡航  

5.医療機関から患者への説明内容

・感染可能期間中の外出自粛について説明をお願いします。

 麻しん:発症1日前から解熱後3日まで 

 風しん:発疹出現の前後7日間

・発生届を出された場合、南丹保健所から患者に連絡が入ることをお伝えください。南丹保健所が検査結果判明前に疫学調査と保健指導を実施します。

6.検査結果報告

南丹保健所から医療機関へ電話及び文書で検査結果を報告します。

陽性の場合→特段の理由がある場合を除き、南丹保健所から患者へ結果報告を行い、保健指導を行います。

陰性の場合→特段の理由がある場合を除き、南丹保健所から患者へ結果報告を行います。医師の了解を得て、発生届の取り下げの処理を行います。取り下げた場合もIgM抗体検査結果をお知らせください。

チェックリスト

医療機関における麻しん・風しん対応のチェックリストです。ご活用ください。

麻しん・風しん対応医療機関チェックリスト(PDF:400KB)

お問い合わせ

南丹広域振興局健康福祉部 南丹保健所

南丹市園部町小山東町藤ノ木21

保健課 感染症・難病係
TEL:0771-62-2979(平日 8:30~17:15)
FAX:0771-63-0609
E-mail:nanshin-ho-nantan-hoken@pref.kyoto.lg.jp