第2回北部港湾広域利用推進会議の開催結果について
1 開催日時
平成30年4月11日(水曜日) 午後3時から午後5時
2 場所
舞鶴21ビル 8階 特別会議室(舞鶴市字喜多1105-1)
3 出席者
委員16名の内15名出席(代理含む)
4 議事
- 京都舞鶴港実務者会議の状況について(報告)
- 京都舞鶴港スマート・エコ・エネルギーポートマスタープランについて(報告)
- 意見交換(北部港湾広域利用推進会議報告書(案)について)
5 主な意見等
人流に関すること
- 嵐山のデジタルサイネージを活用した観光客周遊の社会実験結果を踏まえ、京都舞鶴港のクルーズ旅客にどのように活用(応用)できるか検討する必要がある。
- 舞鶴港、宮津港など各港は、それぞれ非常に特色があり、京都港として組み合わせると非常に魅力的になる。
- クルーズ船客が経済効果だけではなく、どのような影響を及ぼしているか検証が必要であり、5市2町がしっかり連携しながら周遊の問題など一緒に検討していく必要がある。
- 港湾施策は、相当なスピード感をもって積極的に取り組む必要があり、特にICT関係でインバウンド向けには、キャッシュレスに向けた取組が必要である。
- 民の資金活用が八代や沖縄などのクルーズターミナルで始まっており、民間資金の活用は重要な課題である。
- 京都舞鶴港の唯一無二の魅力は、日本海側唯一の軍港であり、軍港を楽しんでもらえるよう船会社と地域がもっと密接に連携することが必要である。
物流に関すること
- コンテナ貨物のマッチングを可能とする「ロジリンク」というシステムで、小口貨物を一つのコンテナに仕立てあげ、創貨・集貨に繋げていく必要がある。
- 工業団地内の状況や立地的なことを踏まえ、物流拠点というものが綾部には必要である。
- バイオマスなどの資源は舞鶴港で輸入すると有効であり、地域性のメリットが活かせれば新しいエネルギー産業の立地などに寄与する。
- 物流について、北部地域は人手不足であり、機械の効率化やICT技術の導入は積極的に取り組む必要がある。
全般的なこと
- 施策については、時間的な前後関係、空間的な位置関係、政策間の連携の強さを考慮し、パッケージとしてとして取り組むことで一層活きてくる。
- 関係市町や学識者などで情報交換するこの様な会議は意義があるので、今後とも継続することが重要である。