第1回北部港湾広域利用推進会議の開催結果について
1 開催日時
平成29年12月25日(月曜日) 午後1時から午後3時15分
2 場所
舞鶴21ビル 8階 特別会議室(舞鶴市字喜多1105-1)
3 出席者
委員16名の内15名出席(代理含む)
4 議事
- 京都舞鶴港実務者会議の状況について(報告)
- 京都舞鶴港スマート・エコ・エネルギーポートマスタープラン検討委員会の検討状況について(報告)
- 京都舞鶴港を核とした活性化方策検討会議の検討状況について(報告)
- 意見交換(北部港湾を核とした地域活性化方策(素案)について)
5 主な意見等
人流に関すること
- 京都港として、京都舞鶴港、宮津港、久美浜港の誘致連携を検討することが必要。
- 赤れんが周辺等のまちづくり計画とこの人流施策を連携させクルーズ船旅客と国内、外航フェリー旅客の乗り継ぎによるクルーズ&フェリー等の検討が必要。
- 周辺地域への観光に繋がるよう、滞在期間の長いクルーズ船や経済効果の高いクルーズ船を誘致する施策(インセンティブ等)とクルーズ船に対しておもてなしの充実が必要。
- 周辺地域の観光情報などを港に着くまでの船内等で適切に情報提供することや周遊できるレンタサイクル、シャトルバスなどの移動手段について検討が必要。
- クルーズ客船への乗下船客を増やす取り組みと併せ、民泊などを活用し、前後泊できる取り組みや体験型の観光などで滞在期間を増やす等、地域経済が潤うような施策が必要。
物流に関すること
- コンテナ貨物量の増加に加え、クルーズ船の寄港増加にも対応するため国際ふ頭二期整備の早期着手が必要。
- 国際ターミナルが手狭となっており、効率的な荷役機械の導入が必要。
- 大口荷主に対するインセンティブは必要であり、それにより京都舞鶴港の核となる企業ができれば、今後、周辺企業の増加も見込める。
- 港だけではなく工業団地を繋ぐ道路網の整備が必要(臨港道路上安久線、西舞鶴道路)であり、高速料金を無料化して福知山や綾部、京丹後の工業団地などと一体的に港湾施設として利用するなどの検討が必要。
- 小口貨物を集めて農産物やちりめん、酒など海外への輸出による地域振興に役立つ仕組みの議論や物流に精通した人材の育成など京都府北部が一体となって取り組める仕組みが必要。
エネルギーに関すること
- 舞鶴自動車道の4車線化に合わせたLNGパイプラインの整備やIoTの先進事例を上手く取り入れ新たな発想で検討が必要。